根別の国
根別の国(ねわけのくに)は、霊界物語に登場する国。自転倒島のこと[1]。
概要
- 表記ゆれ:根別、根分けの国、根別けの島、根別国(ねわけのくに) [2]
- 初出:第6巻第28章「身変定」#:「天御虚空豊秋津根別といふ意義は」
- 単に「根別の国」と呼ばれることは少なく、たいていは「豊秋津根別の国」のように「豊秋津」や「秋津」を冠して呼ばれる。
- メソポタミヤを「根分けの国」と呼んでいる場合がある。[3]
根別の意味
次の王仁三郎の教示によると、「雛型」とか「胞衣」と同じような意味である。
天地初発の時において、天地の父母の神は、大地球国土を産み給うたが、特に御心を傾けて産み給うたのは、豊秋津洲であった。この豊秋津洲にはその核とも称すベき、同形小型の国が成立してゐて、これを「根別の国」というたのである。
豊秋津洲は地球である。根別の国は我が日本国である。大祓詞に豊葦原瑞穂国とあるは豊秋津地球の別名で、大倭日高見とは根別日本国の別名である。古事記
根別はもともと古事記に出る言葉である。
古事記では「天御虚空豊秋津根別(あまつみそらとよあきづねわけ)」と表記され、大倭豊秋津島(おおやまととよあきつしま)の別名として出る。