月見ケ丘

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』

月見ケ丘(つきみがおか)は、

(1) 霊界物語天祥地瑞に登場する丘。

(2) 霊界物語第80巻第7章の章題。

本項では(1)について解説する。


主なエピソード

第80巻第6~8章と第19章で月見ケ丘が舞台となる。

秋男一行

音信が途絶えた冬男の行方を探すため水上山の館を出発した秋男一行5人(他は従者の松、竹、梅、桜)は、高光山へ向かう途中、小さな丘(月見ケ丘)に登り、月を眺めながら、しばらく旅の疲れを休めた。〔第80巻第6章秋野の旅#

夜空はたちまち黒雲に包まれてしまい暗黒と化した。すると水奔鬼譏り婆笑い婆の妹)の嫌らしい声が響いて来る。秋男は天の数歌を繰り返すと、譏り婆の声は止まった。〔第80巻第7章月見ケ丘#

月見ケ丘より南は、譏り婆の縄張りの魔の原野で、譏り婆は秋男一行の出発を妨げるために現れたのだ。秋男一行は火炎山の方面を目指して原野を伝いながら南進した。〔第80巻第8章月と闇#

春男・夏男一行

冬男も秋男も戻って来ないため、水上山の執政・巌ケ根は、春男夏男を調査に派遣した。〔第80巻第18章大挙出発#

一行が月見ケ丘に着くと、4人の美女が現れるが、譏り婆らの化身であった。一行は天の数歌を大声で宣り上げると、譏り婆らは逃げ去った。すると月見ケ丘の闇は晴れ、月が輝き渡った。東南方には火炎山が爆発して陥没して生まれた火の湖が月星の影を浮かべていた。〔第80巻第19章笑譏怒泣#