月の大神の宮
月の大神の宮(つきのおおかみのみや)は、霊界物語に登場する宮。巴留の国の兎の都にある。固有名詞というよりは「「月の大神」の宮」という意味の普通名詞的である。
概要
- 初出:第32巻第2章「猛獣会議」#
- 第32巻だけに出る。
- 兎の都の中心にあり、桶伏山のように美しい岩石で自然に造られた霊場。兎(月神を祭る民族)が最も尊敬する月の大神のお宮。この宮山の周りには広い湖があり、大小無数の鰐(武人の群)が棲息している。[1]
主なエピソード
- 鷹依姫ら宣伝使一行がやって来た時、兎の一族は月の大神の宮の前で歓迎の宴会を開いた。〔第32巻第3章「兎の言霊」#〕
- 高姫、鷹依姫、竜国別は、猛獣に対し律法を定めた。この律法を遵守し、月の大神の宮に詣でて赤誠を捧げた者は、帰幽後、直ちにその霊は天国に上り、再び人間として地上に生まれて来ることとなった。〔第32巻第13章「平等愛」#〕