元津国
元津国(もとつくに)は、霊界物語に登場する国。固有名詞ではなく普通名詞。
母国、祖国という意味、あるいは神が治める国という意味だが、神界(天界)や自転倒島(日本)を指す場合が多い。
表記ゆれ:元津御国(もとつみくに)、元津神国(もとつみくに)、本津国(もとつくに)、本つ神国(もとつみくに)、元つ神国(もとつみくに)、元つ御国(もとつみくに) [1]
【用例】
- 第61巻第4章#:「あゝ罪ふかき人の身は 元津御国へ如何にして 安々還り得らるべき」…霊魂が帰るべき神界(天界)の意。
- 第61巻第6章#:「元津国なる神国に 生れあひたる人々よ」…日本のこと。
- 第74巻総説#:「本来神皇国日本は(略)御皇孫永久に平らけく安らけく知召す本つ神国にして」…日本のこと。
- 第81巻第9章#:(サールの国の軍師エーマンの歌)「今の間にイドムの城を遁れ出で 元津御国にかへらまほしけれ」…サールの国のこと。
- 第8巻第11章#:「ここは竜宮の入口なり(略)速かに本津国に引返さばよし」…地上界のこと。
- 第22巻第1章#:「再び豊葦原の中津国を、神代の本津国に復さむと、木花姫命、日の出神と言議り給ひて、心を協せ力を尽し、神国成就の為に竭し給ひしが」…真の神が治める本来あるべき国という意味。
- 「何故ならば日本は世界の元津国であり世界の親国であるから」[2]