ビクトル山
ビクトル山(びくとるざん)は、霊界物語に登場する山。ビクの国にある[1](フサの国という記述もある[2])。主に第53巻・第54巻に出て来る。
概要
- 初出:第53巻第1章「春菜草」#
- ライオン河の下流にビクトル山があり、それを中心としてビクの国がある[3]。(ただし、ビクの国の東にライオン川があり、西にビクトル山がある、という記述もある[4])
- ビクトル山の「神王の森」に「神王の宮」(盤古神王の祠)がある。[5]
- ビクトル山の峰続きに照国山(照国ケ岳)がある。[6]
主なエピソード
- ビクトリヤ王はウラル教を信奉していたが、バラモン軍(鬼春別、久米彦両将軍)が進駐して来て、ビクトル山の麓にバラモン軍の陣営が築かれた。〔第53巻第2章#、第53巻第20章#〕
- 三五教の宣伝使・治国別一行の活躍でビクの国は救われ、ビクトル山の山頂に立派な神殿(玉の宮)が建立された(盤古神王も祭られた)。〔第53巻第20章#~第23章#、第54巻第18章#~第21章#〕
- バラモン軍の将軍・鬼春別と久米彦は改心して、照国山・ビクトル山の谷間に庵を結び、三五教の比丘(宣伝使と俗人の中間)となった。〔第55巻総説#、第55巻第15章#〕