ハリマの森
ハリマの森(はりまのもり)は、霊界物語に登場する森。トルマン国にある。
概要
- 初出:第70巻第9章「針魔の森」#
- 第70巻だけに出る。
- 「針魔の森」という表記は章題に使われているだけで、本文には出ない。
- ハリマの森にはウラル彦を祀ったお宮がある。また、その傍らに「国柱神社」(別名・ハリマの宮)がある。[1]
- ハリマの森の社(ウラル彦のお宮や国柱神社)は一直線にトルマン城に続いており、その間の距離は25丁(約2500m)あり、道の両側はトルマン市で最も繁華街になっている。[2]
主なエピソード
トルマン国のガーデン王は、大足別が率いるバラモン軍との戦いで戦死した左守(フーラン)と右守(スマンヂー)[3]の英霊を慰めるため、ハリマの森の奥深く、ウラル彦のお宮の傍らに社殿を造り「ハリマの宮」(国柱神社[1])と名付けた。照国別が斎主となって鎮祭式が行われたが、妖僧キューバー(バラモン教の一派スコブツエン宗の教祖)は三五教の照国別が斎主となったことに憤慨し、照国別の冠を叩き落とす。そして「照国別一派を縛り上げ、ウラル彦の大神に謝罪せよ。天来の救世主キューバーが忠告する」と宣言する。ガーデン王たちは呆れ果て、チウイン太子は「キューバーを牢獄に投げ込め」と命じた。キューバーは城外の牢獄に投獄される。〔第70巻第9章「針魔の森」#〕