お杉
お杉(おすぎ)は、霊界物語に登場する人物。杢助の妻。初稚姫(お初)の母。
概要
主なエピソード
- 玉治別一行が高春山に向かう途中、湯谷ケ岳の山麓にある杢助の家に立ち寄る。妻のお杉が二時(ふたとき。約4時間)ばかり前に国替をし、杢助は泣いていた。〔第21巻第5章「言の疵」#〕
- 雲州らは杢助の家に泥棒に入ろうとし、「お杉の精霊が現れて杢助に一度会ってくれと言われた」と嘘をつく。〔第21巻第7章「誠の宝」#〕
- 津田の湖で、玉治別一行の前に、お杉の精霊が現れる。お杉は執着心が強く[1]、お金への執着のために病気になって死んだのだった[2]。娘のお初と会ったお杉は、娑婆への執着心を取り去って天国に上った。〔第21巻第9章「改悟の酬」#〕