万里の島
万里の島(までのしま)は、霊界物語に登場する島。紫微天界の万里の海にある。
概要
- 表記ゆれ:万里ケ島(までがしま) [1]
- 別称:田族の島(たからのしま)、田族島(たからじま)[2]
- 初出:第77巻第6章「田族島着陸」#(万里の島、田族の島)
- 万里の島は、万里の海に浮かぶ島々の中で最も広く、地が肥えた島である。幾千万もの野馬と羊が棲息し、未だ一柱の国津神も住んでいない。[3]
- 「田族の島」という呼び方の由来として「未だ一柱の国津神も住みたることなき田族の島にぞありける」[3]とあるが、「田族(たから)」は「宝(たから)」のことか? 「族」は「やから」とも読み、祝詞の中で「家族(うから)親族(やから)」のように使われている。またこの島の御樋代神は「田族比女の神」という名である。
地理
- 白馬ケ岳:万里の島の西部にある。
- 牛頭ケ峰:万里の島の東部にある。
- 万里の河:白馬ケ岳と牛頭ケ峰の中心を流れている。
- 万里ケ丘:万里の島の真ん中にある。
- 魔棲ケ谷(ますみがやつ):
- 泉の森:
- 御来矢の浜(みくりやのはま):白馬ケ岳の西にある。
- 常磐の森:御来矢の浜にある。
- 小笹ケ原:白馬ケ岳の山麓にある。
- 楠の森 (万里の島):小笹ケ原にある。
主なエピソード
第77巻第6章から第78巻第2章まで、万里の島が舞台となる。
万里の島の御樋代神・田族比女の神が曲津神を掃討して万里の島を平定し、国造りすることを宣言する。朝香比女の神が降臨し、田族比女の神に燧石を送る。