大黒主調伏相談会
大黒主調伏相談会(おおくろぬし ちょうふく そうだんかい)とは、霊界物語のエピソード。神素盞嗚大神が大黒主を言向け和すために三五教の宣伝使たちを斎苑の館に集合させて開いた大会議である。[[{{#switch:39 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第39巻 }}第1章]]{{#if:大黒主|「大黒主」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z1|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=01|#default=1 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #~[[{{#switch:39 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第39巻 }}第3章|第3章]]{{#if:出師|「出師」}}{{#if:|頁}}}}{{#switch:z3 |z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=03 |#default=3 }}{{#if:{{#if:|{{{3}}} }}|&mka={{#if:|{{{3}}} }} }}{{#if:{{#if:|{{{4}}} }} |-{{#if:|{{{4}}} }} }}{{#if:{{#if:|{{{3}}} }}|#{{#if:|{{{3}}} }} }} #に記されている。
内容
バラモン教の大教主・大黒主は、月の国のハルナの都に本拠を構え、月の国の七千余の国々を支配していた。
神素盞嗚大神は自転倒島を始め、フサの国、竜宮島、高砂島、筑紫島などには神教を宣伝し三五教化していたが、何故か月の国には宣伝を行なわずに放置していた。
そのため大黒主(鬼雲彦)はますます増長し、三五教の本拠である黄金山や、コーカス山、ウブスナ山の神館をも支配下に置こうと着々と準備を進めていた。
神素盞嗚大神は斎苑の館に数多の神司を集めて、大黒主調伏の相談会を開いた。
そのメンバーは、
- 日出別神(吾勝命)、八島主神(熊野樟日命)、東野別命(東助)、時置師神(杢助)、玉治別、初稚姫、五十子姫、玉国別(音彦)、幾代姫、照国別(梅彦)、菊子姫、治国別(亀彦)、浅子姫、岩子姫、今子姫、悦子姫、黄竜姫、蜈蚣姫
コーカス山からは、
など数多の神司が集まって、大黒主を言向け和すため協議を行なった。その結果、次の5隊がハルナの都の大黒主の館に向かうことになった。言霊隊とか宣伝使隊と呼ばれている。
この人選はみなの同意を得ながら進めて行ったが、実は神界の御経綸によって最初からメンバーはほぼ決定されていた。しかし神素盞嗚大神は自分の娘の夫が3人も(照国別、玉国別、治国別)そこに含まれていたため、あからさまに言いかねて、それで日出別神に命じて相談会を開かせて、合議によって決定されるように仕向けたのである。
その他
- この相談会には今までに登場した有名宣伝使がオールスターで登場する。三五教が総力を挙げて取り組んだといえる。
- 「調伏」はもともと仏教用語で、怨敵・魔障を降伏させることをいう。「ちょうぶく」または「じょうぶく」と読むが、霊界物語には「てうふく」(現代仮名遣いだと「ちょうふく」)とルビが振ってある。