「鬼城山の美山彦一派」の版間の差分

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'''鬼城山の美山彦一派'''(きじょうざんの みやまひこ いっぱ)とは、霊界物語のエピソード。第6巻第1篇「山陰の雪」にほぼ該当する。
'''鬼城山の美山彦一派'''(きじょうざんの みやまひこ いっぱ)とは、[[霊界物語]]のエピソード。[[第6巻]]第1篇「[[山陰の雪]]」にほぼ該当する。


== 概要 ==
== 概要 ==
鬼城山の邪神・美山彦一派を、足真彦や春日姫たちが言向け和す物語。
[[鬼城山]]の邪神・[[美山彦]]の一派を、[[足真彦]]や[[春日姫]]たちが言向け和す物語。


== 巻章 ==
== 巻章 ==
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== 場所 ==
== 場所 ==
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== 登場人物 ==
== 登場人物 ==
'''三五教の宣伝使'''
=== 三五教 ===
*足真彦(大足彦の改名)…三五教の宣伝使
*[[足真彦]](旧名・[[大足彦]])…[[三五教]]の[[宣伝使]]
*春日姫…三五教の宣伝使
*[[春日姫]]…三五教の宣伝使
*月照彦(大八洲彦命の改名)…三五教の宣伝使
*[[月照彦]](旧名・[[大八洲彦命]])…三五教の宣伝使
*春姫…春日姫の侍女
*[[春姫]]…春日姫の侍女


'''ウラル彦の勢力(後のウラル教)'''
=== ウラル彦の勢力(後のウラル教)===
*美山彦
*[[美山彦]]…[[ウラル彦]]の部下
*鬼熊彦(蚊取別の別名)
*[[鬼熊彦]]([[蚊取別]]の別名)
*鬼虎
*[[鬼虎]]


== あらすじ ==
== あらすじ ==
三五教の宣伝使・足真彦は世の大峠(大洪水)を告げ知らせるため常世国を宣伝に歩いていた。
三五教の宣伝使・[[足真彦]]は世の大峠([[大洪水]])を告げ知らせるため[[常世の国]]を宣伝に歩いていた。
ナイヤガラの滝を右に見て鬼城山に向かって歩いていると、怪しい男が老若二人現われる(鬼熊彦、鬼虎)。
[[ナイヤガラの滝]]を右に見て[[鬼城山]]に向かって歩いていると、怪しい男が老若二人現われる([[鬼熊彦]]、[[鬼虎]])。
若い男は「われわれは親子で今日は母の三年祭。宣伝使に自宅に来て欲しい」と頼む。
若い男は「われわれは親子で今日は母の三年祭。宣伝使に自宅に来て欲しい」と頼む。
足真彦は怪しいと思いながらもそれを承諾して付いて行く。
足真彦は怪しいと思いながらもそれを承諾して付いて行く。
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すると鬼熊彦は足真彦が聞こえないものと思い込み、こっそりと真実をしゃべり出す。これは美山彦の計略で、今夜殺す予定である。
すると鬼熊彦は足真彦が聞こえないものと思い込み、こっそりと真実をしゃべり出す。これは美山彦の計略で、今夜殺す予定である。


そこへ一人の美女が現われた。春日姫だ。彼女は月照彦の後を慕い、また夫・鷹住別を探すため、世界中を宣伝に回っていたのだが、三年前、鬼熊彦によって誘拐されてしまい、侍女の春姫と共にここに監禁されていた。
そこへ一人の美女が現われた。[[春日姫]]だ。彼女は[[月照彦]]の後を慕い、また夫・[[鷹住別]]を探すため、世界中を宣伝に回っていたのだが、三年前、[[鬼熊彦]]によって誘拐されてしまい、侍女の[[春姫]]と共にここに監禁されていた。
美山彦の妻(国照姫)がウラル山に行ってからは、美山彦に妻となれと強要されていたが、貞操は守り通していた。
[[美山彦]]の妻([[国照姫]])が[[ウラル山]]に行ってからは、美山彦に妻となれと強要されていたが、貞操は守り通していた。
実は月照彦も騙されてこの屋敷に連れて来られていた。春日姫は美山彦一派を懲らしめる策を足真彦に話す。
実は月照彦も騙されてこの屋敷に連れて来られていた。春日姫は美山彦一派を懲らしめる策を足真彦に話す。


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宣伝使たちは彼らに憑依する邪神を退去させ、縄をほどいてあげた。一同は両手を合わせて感謝する。美山彦もついに我を折って三五教に帰順した。
宣伝使たちは彼らに憑依する邪神を退去させ、縄をほどいてあげた。一同は両手を合わせて感謝する。美山彦もついに我を折って三五教に帰順した。


四人はナイヤガラの滝で禊をした後、各自別れて東西南北に散って行った。
四人は[[ナイヤガラの滝]]で禊をした後、各自別れて東西南北に散って行った。


[[Category:霊界物語のエピソード|きじょうざんの みやまひこ いっぱ]]
[[Category:霊界物語のエピソード|きしようさんのみやまひこいつは]]

2019年2月23日 (土) 00:38時点における版

鬼城山の美山彦一派(きじょうざんの みやまひこ いっぱ)とは、霊界物語のエピソード。第6巻第1篇「山陰の雪」にほぼ該当する。

概要

鬼城山の邪神・美山彦の一派を、足真彦春日姫たちが言向け和す物語。

巻章

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場所

鬼城山の美山彦一派の隠れ家

登場人物

三五教

ウラル彦の勢力(後のウラル教)

あらすじ

三五教の宣伝使・足真彦は世の大峠(大洪水)を告げ知らせるため常世の国を宣伝に歩いていた。 ナイヤガラの滝を右に見て鬼城山に向かって歩いていると、怪しい男が老若二人現われる(鬼熊彦鬼虎)。 若い男は「われわれは親子で今日は母の三年祭。宣伝使に自宅に来て欲しい」と頼む。 足真彦は怪しいと思いながらもそれを承諾して付いて行く。

山奥に二人の屋敷があった。実は邪神の美山彦の隠れ家である。 足真彦はとっさに耳の聞こえないふりをした。 すると鬼熊彦は足真彦が聞こえないものと思い込み、こっそりと真実をしゃべり出す。これは美山彦の計略で、今夜殺す予定である。

そこへ一人の美女が現われた。春日姫だ。彼女は月照彦の後を慕い、また夫・鷹住別を探すため、世界中を宣伝に回っていたのだが、三年前、鬼熊彦によって誘拐されてしまい、侍女の春姫と共にここに監禁されていた。 美山彦の妻(国照姫)がウラル山に行ってからは、美山彦に妻となれと強要されていたが、貞操は守り通していた。 実は月照彦も騙されてこの屋敷に連れて来られていた。春日姫は美山彦一派を懲らしめる策を足真彦に話す。

春日姫は美山彦に妻になるよう迫られていたのを逆手に取って、今夜、結婚式を挙げることにしたのだ。そして宴席で酒を飲ませて美山彦たちを酩酊させた。 月照彦、足真彦、春日姫、春姫の四人は集まり、美山彦たちの手足を縛って、宣伝歌を歌って聞かせる。 すると彼らは頭痛や胸痛で苦しみ藻掻く。 宣伝使たちは彼らに憑依する邪神を退去させ、縄をほどいてあげた。一同は両手を合わせて感謝する。美山彦もついに我を折って三五教に帰順した。

四人はナイヤガラの滝で禊をした後、各自別れて東西南北に散って行った。