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'''コーカス山'''(こーかすざん)は、[[霊界物語]]に登場する山。[[ウラル教]]の三つの拠点の一つ(他は[[ウラル山]]と[[アーメニヤ]])だったが、その後[[三五教]]の管掌となる。主に[[第11巻]]の[[大気津姫退治]]の物語の舞台として登場する。 | '''コーカス山'''(こーかすざん)は、[[霊界物語]]に登場する山。[[ウラル教]]の三つの拠点の一つ(他は[[ウラル山]]と[[アーメニヤ]])だったが、その後[[三五教]]の管掌となる。主に[[第11巻]]の[[大気津姫退治]]の物語の舞台として登場する。 | ||
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* コーカス山の近くに「[[アーメニヤ]]」がある。また、山麓に「[[琵琶の湖]]」がある。<ref>{{rm|12|27|航空船}}</ref> | * コーカス山の近くに「[[アーメニヤ]]」がある。また、山麓に「[[琵琶の湖]]」がある。<ref>{{rm|12|27|航空船}}</ref> | ||
* [[フサの国]]から[[琵琶の湖]]の底を通ってコーカス山に貫通している岩窟がある。<ref>{{rm|13|9|火の鼠}}</ref> | * [[フサの国]]から[[琵琶の湖]]の底を通ってコーカス山に貫通している岩窟がある。<ref>{{rm|13|9|火の鼠}}</ref> | ||
* コーカス山は[[ウラル彦]]の「第二の策源地」。 | * コーカス山は[[ウラル彦]]の「第二の策源地」。<ref>{{rm|12|1|正神邪霊||a065|a093}}:「ウラル彦は(略)自ら盤古神王と詐りウラル山に立籠り(略)ウラル姫は大気津姫と現はれて、アーメニアの野に神都を開き、東西相応じて体主霊従の神策を行はむと、数多の魔神を使役して筑紫の島を蹂躙し、瀬戸の海、呉の海を根拠と定め(略)エルサレムの旧都に在る橄欖山(一名黄金山)下に埴安彦神、埴安姫神現はれ給ひて(略)流石の曲神も進退維れ谷まり、'''第二の策源地'''として'''コーカス山'''に根拠を定めたりしが、又もや三五教の宣伝使の為に追ひ払はれ(略)アーメニアの都を捨て(略)筑紫の島を初め高砂島、常世の島、豊秋津島、竜宮島等に死物狂ひとなつて、悪逆無道の限りを尽すこそ歎てけれ」、{{rm|12|27|航空船}}:「ウラル彦命、ウラル姫命は自ら盤古神王と称し、ウラル山、アーメニヤの二箇所に根拠を構へ、'''第二の策源地'''として'''コーカス山'''に都を開き、権勢双ぶ者なき勢なりしが、三五教の宣伝使の為に、コーカス山の都を追はれ、再びウラル山、アーメニヤに向つて遁走し、数多の魔神を集めて捲土重来の神策を講じ居たりき。然るにアーメニヤに近きコーカス山に、神素盞嗚命武勇を輝かし、天下に君臨し給へば、流石の魔神も手を下すに由なく、美山彦、国照姫をしてアーメニヤを死守せしめ、自ら黄泉島に渡りて第二の作戦計画を廻らしつつありける」</ref> | ||
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* [[日の出別神]]は、[[神素盞嗚大神]]が現れたコーカス山に向かった。<ref>{{rm|13|6|逆転}}:「われは日の出の宣伝使 天津御空の日の神の 御言畏み葦原の 瑞穂の国に降りたる 神の依さしの厳身魂 瑞の身魂の現れませる コーカス山に進むなり」「(鷹彦のセリフ)われも是より貴使のお供仕り、コーカス山にお送り申さむ」 | * [[日の出別神]]は、[[神素盞嗚大神]]が現れたコーカス山に向かった。<ref>{{rm|13|6|逆転}}:「われは日の出の宣伝使 天津御空の日の神の 御言畏み葦原の 瑞穂の国に降りたる 神の依さしの厳身魂 瑞の身魂の現れませる コーカス山に進むなり」「(鷹彦のセリフ)われも是より貴使のお供仕り、コーカス山にお送り申さむ」 | ||
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* [[半ダース宣伝使]]は[[日の出別神]]に連れられ、空を飛んでコーカス山に行ってしまった。 | |||
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第15巻以降もコーカス山の名前は出て来るが、舞台にはならない。 | 第15巻以降もコーカス山の名前は出て来るが、舞台にはならない。 | ||
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== 現実のコーカス山 == | == 現実のコーカス山 == |
2018年4月19日 (木) 18:35時点における版
コーカス山(こーかすざん)は、霊界物語に登場する山。ウラル教の三つの拠点の一つ(他はウラル山とアーメニヤ)だったが、その後三五教の管掌となる。主に第11巻の大気津姫退治の物語の舞台として登場する。 漢字で「高加索山(コーカスざん)」 [1] 、「高架索山(コーカサスざん)」 [2] [3] と表記される場合もある。
- 初出:[[{{#switch:10
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- コーカス山の近くに「アーメニヤ」がある。また、山麓に「琵琶の湖」がある。[4]
- フサの国から琵琶の湖の底を通ってコーカス山に貫通している岩窟がある。[5]
- コーカス山はウラル彦の「第二の策源地」。[6]
第11巻(大気津姫退治)
- 黄泉比良坂の戦いの後、ウラル彦・ウラル姫を始め曲津たちはウラル山・コーカス山・アーメニヤの三ヶ所に本城を構え、特にコーカス山には豪華な宮殿を多数建てて、酒池肉林に耽り、贅沢の限りを尽くす、我利我利亡者のすみかとなってしまった。このような衣食住に贅沢を尽くす体主霊従人種を「大気津姫命」と呼ぶ。[7]
- さすがのウラル彦夫妻も天地の神明を恐れてコーカス山に神(金勝要大神、国治立命、素盞嗚命)を祭った。これを「顕国の宮(うつしくにのみや)」と呼ぶ。[8]
- 三五教の宣伝使・松代姫と梅ケ香姫は、コーカス山のウラル彦の一派に捕まった竹野姫を救出するため、コーカス山へ向かう。[9]
- 顕国の宮に三五教の宣伝使たちが現れ、宣伝歌を歌うと、ウラル姫たちはアーメニヤ・ウラル山に向かって逃げて行った。[10]
- コーカス山は三五教の管掌となり、神須佐之男命は地教山を後にして顕国の宮に入った。[11]
第13・14巻(コーカス山詣り)
第13巻と第14巻は、登場人物がコーカス山に向かって進んで行く。
- 日の出別神は、神素盞嗚大神が現れたコーカス山に向かった。[12]
- 半ダース宣伝使と弥次彦・与太彦はコーカス山へ向かう。[13]
- 半ダース宣伝使は日の出別神に連れられ、空を飛んでコーカス山に行ってしまった。[14]
- 弥次彦・与太彦・勝彦・六公の4人は、第14巻の最後でコーカス山に参拝している。[15]
第15巻以降
第15巻以降もコーカス山の名前は出て来るが、舞台にはならない。
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現実のコーカス山
霊界物語のコーカス山は、現実の山だと、コーカサス山脈に相応する。カスピ海(霊界物語の琵琶の湖)から黒海(霊界物語の唐の湖)まで、東西に連なる山脈で、ロシア語ではカフカース山脈と呼ばれる。最高峰はエルブルス山(標高5,642m)。
俗にヨーロッパ人・白人を指す「コーカソイド」という呼び方は、ノアの方舟がコーカサス地方のアララト山(霊界物語ではウラル山)に漂着し、そこから現在の人類が始まったという聖書の神話に由来する。
脚注
- ↑ [[{{#switch:39 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第39巻 }}総説]]{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z0002|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=00002|#default=0002 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #の1ヶ所だけ:「神代の物語を続行するに就て、高加索山を中心として先づ五天竺の活動より」。
- ↑ [[{{#switch:14 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第14巻 }}第6章]]{{#if:|「[[]]」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z6|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=06|#default=6 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #の1ヶ所だけ:「勝鬨挙げて高架索山の 神の御前に復り言」
- ↑ 「コーカサス」の世間一般的な漢字表記は「高加索」。
- ↑ [[{{#switch:12 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第12巻 }}第27章]]{{#if:航空船|「航空船」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z27|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=027|#default=27 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #
- ↑ [[{{#switch:13 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第13巻 }}第9章]]{{#if:火の鼠|「火の鼠」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z9|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=09|#default=9 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #
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- ↑ [[{{#switch:11 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第11巻 }}第23章]]{{#if:保食神|「保食神」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z23|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=023|#default=23 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #
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関連項目
- 高加索詣 - 第13巻第22章の章題であり、また第14巻第3篇の篇題でもある。
外部リンク
- <wp>コーカサス山脈</wp>
- <wp>コーカソイド</wp>