「照彦 (戸山津見神)」の版間の差分

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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'''照彦'''(てるひこ)は、[[霊界物語]]に登場する人物。第五代天使長・[[桃上彦]]に仕えていた家来で、[[月雪花の三姉妹]]の従者。神名は「'''戸山津見神'''(とやまづみのかみ)」と言う<ref>{{rm|9|16|蛸釣られ}}:「而して彼照彦は、或る尊き神の分霊にして、後には戸山津見神となりたり」</ref>。実は[[月照彦神]]の化身である。
'''照彦'''(てるひこ)は、[[霊界物語]]に登場する人物。第五代天使長・[[桃上彦]]に仕えていた家来で、[[松竹梅の三姉妹]]の従者。神名は「'''戸山津見神'''(とやまづみのかみ)」と言う<ref>{{rm|9|16|蛸釣られ}}:「而して彼照彦は、或る尊き神の分霊にして、後には戸山津見神となりたり」</ref>。実は[[月照彦神]]の化身である。


== 概要 ==
== 概要 ==
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=== 第9巻 ===
=== 第9巻 ===


* [[月雪花の三姉妹]]は父・[[桃上彦]]の行方を探すため[[ウヅの国]]へ旅立った<ref>{{rm|9|2|エデンの渡}}:(松代姫のセリフ)「聖地エルサレムから一人の父を探ねて、ウヅの国へ参るもので御座います」</ref>。照彦は館から姿を消した3人をあちこち探し回り、ようやく[[エデンの渡場]]で3人を見つけた。3人に頼まれ、ウヅの国まで送ることになる。〔{{rm|9|1|都落}}~{{rms|9|2|エデンの渡}}〕
* [[松竹梅の三姉妹]]は父・[[桃上彦]]の行方を探すため[[ウヅの国]]へ旅立った<ref>{{rm|9|2|エデンの渡}}:(松代姫のセリフ)「聖地エルサレムから一人の父を探ねて、ウヅの国へ参るもので御座います」</ref>。照彦は館から姿を消した3人をあちこち探し回り、ようやく[[エデンの渡場]]で3人を見つけた。3人に頼まれ、ウヅの国まで送ることになる。〔{{rm|9|1|都落}}~{{rms|9|2|エデンの渡}}〕
* ウヅの都の[[正鹿山津見]]([[桃上彦]])の館に着くと、ちょうど正鹿山津見と[[五月姫]]の婚礼が行われていた。数日間、滞在した後、松竹梅の三姉妹は[[淤縢山津見]]に同道して、[[常世の国]]へ向かって宣伝の旅に出る。照彦も同道する。〔{{rm|8|38|華燭の典}}、{{rm|9|9|鴛鴦の衾}}、{{rms|9|12|鹿島立}}〕
* ウヅの都の[[正鹿山津見]]([[桃上彦]])の館に着くと、ちょうど正鹿山津見と[[五月姫]]の婚礼が行われていた。数日間、滞在した後、松竹梅の三姉妹は[[淤縢山津見]]に同道して、[[常世の国]]へ向かって宣伝の旅に出る。照彦も同道する。〔{{rm|8|38|華燭の典}}、{{rm|9|9|鴛鴦の衾}}、{{rms|9|12|鹿島立}}〕
* [[照山峠]]を下り、[[テルの国]]の里近くで、[[淤縢山津見]]・[[駒山彦]]・照彦の3人と、[[珍山彦]]・松竹梅の4人は、別行動を取ることになる。照彦に[[月照彦命]]が神懸かりし、淤縢山津見と駒山彦に説教する。(その後は各自一人旅となる)〔{{rm|9|14|闇の谷底}}~{{rms|9|16|蛸釣られ}}〕
* [[照山峠]]を下り、[[テルの国]]の里近くで、[[淤縢山津見]]・[[駒山彦]]・照彦の3人と、[[珍山彦]]・松竹梅の4人は、別行動を取ることになる。照彦に[[月照彦命]]が神懸かりし、淤縢山津見と駒山彦に説教する。(その後は各自一人旅となる)〔{{rm|9|14|闇の谷底}}~{{rms|9|16|蛸釣られ}}〕

2021年5月5日 (水) 08:03時点における版

この項目では、神名が戸山津見神である照彦について説明しています。その他の照彦については「照彦 (曖昧さ回避)」をご覧ください。

照彦(てるひこ)は、霊界物語に登場する人物。第五代天使長・桃上彦に仕えていた家来で、松竹梅の三姉妹の従者。神名は「戸山津見神(とやまづみのかみ)」と言う[1]。実は月照彦神の化身である。

概要

  • 初出:第9巻第1章都落#
  • 眉目清秀。年齢は24~5歳。[2]
  • 風貌は、八字髭を生やし、筋骨逞しい。[3]
  • 「戸山津見神」という神名は、誰かに命名されたわけではない。初めて使われるのは第9巻第34章森林の囁#だが、自ら「われこそは三五教の宣伝使、戸山津見の神なるぞ」と名乗っている。それ以降も、ほとんど「照彦」と呼ばれており、「戸山津見」と呼ばれることは少ない。
  • 「照彦」が仮の名で、「戸山津見神」が本当の名前のようである。[4]
  • 月照彦神の再来または化身。[5] →「月照彦神」を見よ

エピソード

第9巻

第10巻

古事記における戸山津見神

古事記では、伊邪那岐命が迦具土神を斬ったとき、右足から生まれた神。

脚注

  1. 第9巻第16章蛸釣られ#:「而して彼照彦は、或る尊き神の分霊にして、後には戸山津見神となりたり」
  2. 第9巻第1章都落#:「眉目清秀なる二十四五歳と覚しき男」
  3. 第10巻第5章狐々怪々#中依別のセリフ「八字髭を生やした、筋骨逞しき鬼をも取りひしぐ大丈夫でござる」
  4. 第9巻第37章凱歌#:「照彦とは仮の名、今は尊き天の数歌、一、二、三、四、五、六、七、八、九、十。十の名に負ふ戸山津見の神」、第10巻第5章狐々怪々#:照彦(に化けた白狐)のセリフ「三五教の宣伝使照彦とは仮の名、一、二、三、四、五、六、七、八、九、十、天の数歌名に負ひし戸山津見の神、見参せむ」
  5. 第9巻第37章凱歌#:(照彦のセリフ)「隈なく照らす月照彦の神の再来」、第11巻第28章二夫婦#:(梅ケ香姫の歌)「月照彦の神霊魂 名も照彦と現はれて」、第41巻第14章慈訓#:(竹野姫のセリフ)「月照彦様の御化身照彦と云ふ」
  6. 第9巻第2章エデンの渡#:(松代姫のセリフ)「聖地エルサレムから一人の父を探ねて、ウヅの国へ参るもので御座います」
  7. 第10巻第21章桃の実#:「遊軍として闇山津見神羽山津見神原山津見神、戸山津見神の十六神将をして鶴翼の陣を張り」

似た名前の人物

→「てるひこ」を見よ