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2014年5月9日 (金) 08:26時点における版
三笠丸(みかさまる)は、霊界物語に登場する船。
筑紫島・筑紫の国のヨルの港から、西へ進み、高砂島・テルの国のテルの港へ航海する。
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エピソード
松竹梅は父の桃上彦を探して旅をしていた。侍者の照彦に守られ、一行4人は、ヨルの港から三笠丸に乗り、テルの国へ向かう。
暴風に遭遇するが、男(大足彦)が宣伝歌を歌うと風はピタリと止んだ。
前方から大小数十隻の船団とすれ違う。大船の舳先には、伊邪那美命と日の出神が乗っていた。(天教山に還る途中?)
三笠丸は座礁してしまう。暴風が吹いてきて、沈没しそうになる。そこで竹野姫が宣伝歌を歌うと、風は止み、また船は西へ進み出した。
黄昏時にテルの港に入り、その夜は乗客は船で一夜を明かす。2人の男が、桃上彦は殺されて砂漠に埋められた、という噂話をしていた。照彦が詳しく話を聞こうとしてお金を渡すが、男たちは結局それ以上詳しいことは言わずに逃げて行った。(この2人の男は、9巻18章以降で、アタル丸の船上で、熊公と虎公として登場する)
松竹梅は父が殺されたと聞いて悲嘆に暮れる。だが確実な情報ではない。そこへ大蛇彦と名乗る男が現れ、珍の国へ帰るので案内しようと申し出る。桃上彦は正鹿山津見と名を変えて珍の都にいるという。
一行は船を降りて、南を指して進んで行く。
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