「霊界物語第11巻の諸本相違点」の版間の差分
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|御||p12~13(第1章)|| | |御||p12~13(第1章)||『我は東彦と申す者』(略)'''東彦'''は笠をもつて、(略)時公はズデンドーと仰向けに倒れた。'''東彦'''は、(改行)『ウン』(改行)と一声霊縛をかけたるに | ||
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|校||p13~14|| | |校||p13~14||高彦『吾は東彦と申す者』(略)'''高彦'''は笠をもつて、(略)時公はズデンドーと仰向けに倒れぬ。'''高彦'''は、『ウン』と一声霊縛をかけたるに | ||
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|八||p519上||校定版と同じ | |八||p519上||校定版と同じ | ||
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|御||p172||'''帝国''' | |御||p172||'''帝国'''の前途は実に風前の灯火であります。(略)'''帝国'''の前途は実に暗澹たりと謂ふべきである。 | ||
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|校||p149||'''神国''' | |校||p149||'''神国'''の前途は実に風前の燈火であります。(略)'''神国'''の前途は実に暗澹たりといふべきである。 | ||
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|八||p566下||校定版と同じ | |八||p566下||校定版と同じ | ||
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|御||p175(第15章)|| | |御||p175(第15章)||『種々具へて進る』(略)種々具へて進ると云ふのである。 | ||
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|校||p152||『種々'''作り''' | |校||p152||『種々'''作り'''具へて進る』(略)種々'''作り'''具へて進ると言ふのである。(古事記の原文では「作り」という文字が入っているので付加したのだと思われる) | ||
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|八||p568上||校定版と同じ | |八||p568上||校定版と同じ |
2020年5月17日 (日) 03:25時点における最新版
{{#if:第11巻|霊界物語第11巻の諸本相違点について記す。}}
霊界物語の諸本相違点とは、霊界物語刊本の諸本(初版、校定版、愛善世界社版など)の本文の相違点のことである。
- 諸本すべてをチェックしたわけではない。飯塚弘明が霊界物語ネットのデータ作成の過程において気がついた相違点をピックアップしたものである。霊界物語ネットは愛善世界社版を底本にしており、主に愛善世界社版と八幡書店版との相違点をピックアップしてある。全ての相違点ではなく、あくまでも気がついた点だけである。
- 八幡書店版の本文は校定版とほぼ同じである。また、王仁DBのデータは霊界物語ネットと同じである。
- 各諸本を次のように略す。 初…戦前の初版 再…戦前の再版(第二版のこと) 三…戦前の三版(四版以降も同様に略す) 御…聖師御校正本 普…普及版 校…校定版 修…修補版 八…八幡書店版(八幡版) 愛…愛善世界社版(愛世版) R…霊界物語ネット
- 最も基準にすべき原典は御校正本であり、それと他の諸本を比較すべきである。また、八幡版の底本は校定版である。しかし霊界物語ネットのデータ作成の段階では御校正本や校定版が入手できなかったため、やむを得ず、八幡版や愛世版を基準にして、御校正本や校定版を比較しているかのような書き方をしている場合もある。
- 天祥地瑞は最初から校正された状態で発刊されているため、御校正本というものは存在しない。戦前発行された初版と、戦後発行された版(再版以降)との比較になる。
- ストーリー上の矛盾や、意味の変更を伴うような重大な相違点については 【重大】 という表示を付けた。
御 | 凡例p1 | 凡例のフリガナ 無し |
校 | p7 | 「ぼんれい」 |
八 | p507 | 校定版と同じ |
愛 | 前付p11 | 「はんれい」 |
R | 愛世版と同じ |
御 | 凡例p1 | 多少添削を加へられたものであります。(改行)一、第七巻の総説が発表されますと、かなり方々にいろいろさまざまな批評や反対が起りましたが、それに対して瑞月大先生の詳細なる御解釈を得ましたから、一日も速かに読者へお知らせすべきものと信じますので、特に『言霊反』と題して本巻の巻頭に掲げておきました。(改行)一、霊界物語の編輯上にいろいろと不備な点が少なからずありますが、せいぜい努力して読者の意に副ふものにしたと思つてゐます。第一巻以来既刊の分の正誤表は何れ或る機会を見て、纏めたいと思つてゐます。(改行)大正十一年八月(改行)著者識(改行)▲備考 霊界物語の第一巻より第六巻までの正誤表は左の通り発表されてあります。(改行)第一巻……大正十一年十月十日号 神の国誌上(改行)第二巻……同年十月廿五日号 同(改行)第四巻……大正十二年一月一日号 同(改行)第五巻……同年三月十日号 同(改行)第六巻……同年四月十日号 同 (「編者識」を「著者識」に訂正している) |
校 | p7 | 多少添削を加へたものであります。(改行)一、第七巻の総説が発表されますと、かなり方々にいろいろさまざまな批評や反対が起りましたが、それに対して、一日もすみやかに読者へお知らせすべきものと信じますので、特に『言霊反』と題して本巻の巻頭に掲げておきました。(改行)大正十一年八月(改行)著者識 (御校正本で「編者識」を「著者識」に訂正したため、著者の言葉にそぐわない箇所を削除・修正したと思われる) |
八 | p507 | 校定版と同じ |
愛 | 前付p11 | 御校正本と同じ ただし「▲備考」以下は掲載されていない (「纏めたいと思つてゐます」の「ゐ」が「い」になっている) |
R | 【重大】愛世版と同じ (「纏めたいと思つています」の「い」を「ゐ」に直した) |
御 | 信天翁p4 | 良妻賢母(りやうさいけんぼ)にしてあげる |
校 | p16 | 賢妻良母(けんさいりやうぼ)にしてあげる |
八 | p510 | 賢妻良母にしてあげる (フリガナなし) |
愛 | 前付p15 | 御校正本と同じ |
R | 【重大】御校正本と同じ |
御 | p12~13(第1章) | 『我は東彦と申す者』(略)東彦は笠をもつて、(略)時公はズデンドーと仰向けに倒れた。東彦は、(改行)『ウン』(改行)と一声霊縛をかけたるに |
校 | p13~14 | 高彦『吾は東彦と申す者』(略)高彦は笠をもつて、(略)時公はズデンドーと仰向けに倒れぬ。高彦は、『ウン』と一声霊縛をかけたるに |
八 | p519上 | 校定版と同じ |
愛 | p14 | 御校正本と同じ |
R | 【重大】御校正本と同じ(高彦が東彦と名乗ったので、校定版のように「高彦」でも間違いではない。分かりにくいので「高彦」に修正したのだと思われる。御校正本の「東彦」を「高彦」に修正している箇所は他にも多数あり。第1章から第4章の最初までの間。) |
御 | p17 | 東彦の宣伝使は |
校 | p17 | 東彦と名のりし高彦の宣伝使は |
愛 | p17 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ |
八 | p521下 | と云ひながら時公は、道ばたの草の上に |
愛 | p21 | と云ひながら道ばたの草の上に |
R | 愛世版と同じ |
八 | p526下 | また化物かなんだろと |
愛 | p35 | 将(は)た化物か何だろと |
R | 愛世版と同じ |
八 | p531上 | 貴女がこんなことにおなりなされては、 |
愛 | p48(第5章) | 貴方がこんな事におなりなされては、 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p531下 | 時公さまとは吾が事なるぞ」』 |
愛 | p49 | 時公さまとは我事なるぞ』 |
R | 八幡版と同じ (前の方に「があるので) |
八 | p537上 | 杢兵衛も八公も吉公も源公も、村中の |
愛 | p65 | 杢兵衛も八公も吉公も、源公も村中の |
R | 八幡版と同じ |
八 | p538下 | 貴様、日頃の御託(ごーたく)に似ず、 |
愛 | p69 | 貴様日頃の業託(ごふたく)に似ず、 |
R | 愛世版と同じ |
御 | p109(第9章) | 池沢源治郎 |
普 | p40 | 池沢原治郎 |
校 | p94 | 池沢原次郎 |
八 | p547下 | 校定版と同じ |
愛 | p94 | 御校正本と同じ |
R | 校定版と同じ (池沢は他に第9巻第3章も筆録しているが、そちらは「原次郎」になっている) |
八 | p551上 | 舌々八タ八タだ』 |
愛 | p104 | 舌々八タ舌々八タだ』 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p564上 | 次で八百万の神たちが天の安河原に神つどひに集ひて、 |
愛 | p143 | 次で八百万の神等が天の安河原の神集ひに集ひて、 |
R | 愛世版と同じ |
御 | p170(第15章) | 故に神追ひは、神様を追放したり、退去させたりすると云ふ意義では無い。追の漢字と退の漢字の区別ある事を能く反省すべきである。この点は古事記撰録者の |
校 | p147 | ゆゐに神やらひとは、神様を追放したり、退去させたりするといふ意義ではない。この点は、古事記撰録者の |
八 | p565下 | 校定版と同じ |
愛 | p147 | 御校正本と同じ |
R | 【重大】御校正本と同じ |
御 | p172 | 到底碌な人材は産れ出づるものでない。一日も早くこの爪を抜き除つて了はねば、 |
校 | p149 | 到底ろくな人材は産れ出づるものでない。この爪を抜きとつてしまはねば、 |
八 | p566下 | 校定版と同じ |
愛 | p149 | 御校正本と同じ |
R | 【重大】御校正本と同じ |
御 | p172 | 帝国の前途は実に風前の灯火であります。(略)帝国の前途は実に暗澹たりと謂ふべきである。 |
校 | p149 | 神国の前途は実に風前の燈火であります。(略)神国の前途は実に暗澹たりといふべきである。 |
八 | p566下 | 校定版と同じ |
愛 | p149 | 御校正本と同じ |
R | 【重大】御校正本と同じ |
御 | p173(第15章) | 斯の如くにして始めて(ここに「天壤無窮の皇運を扶翼し奉り」という文言があったが、縦線を引いて削除している)御国を永遠に保全し、 |
校 | p150 | かくのごとくにして始めて天壤無窮の皇運を扶翼したてまつり、御国を永遠に保全し、 |
八 | p567上 | 校定版と同じ |
愛 | p150 | 斯の如くにして始めて、御国を永遠に保全し、 |
R | 【重大】御校正本と同じ |
御 | p175 | 糧食(りやうしよく)の霊返しは、ケとなり、 |
校 | p151 | 糧食(りやうしよく)(かて)の霊返しは、ケとなり、 |
八 | p567下 | 校定版と同じ |
愛 | p151 | 御校正本と同じ |
R | 【重大】御校正本と同じ |
御 | p175(第15章) | 『種々具へて進る』(略)種々具へて進ると云ふのである。 |
校 | p152 | 『種々作り具へて進る』(略)種々作り具へて進ると言ふのである。(古事記の原文では「作り」という文字が入っているので付加したのだと思われる) |
八 | p568上 | 校定版と同じ |
愛 | p151 | 御校正本と同じ |
R | 【重大】校定版と同じ |
御 | p177(第16章) | 今や我皇国にも轟き渡つて来たのである。 |
校 | p154 | 今やわが神国にもとどろき渡つて来たのである。 |
八 | p568下 | 校定版と同じ |
愛 | p153 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ |
御 | p184 | 講演筆録 松村仙造 |
校 | p160 | 講演筆録 松村真澄 |
八 | p570下 | 校定版と同じ |
愛 | p159 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ |
御 | p187(第17章) | 人の眼は夜分に寝るを以て夜寝と云ひ、寝るを以て、寝ると云ふ。 |
校 | p163 | 人の眼は夜分に寝るをもつて夜寝(米)と言ひ、寝るをもつて、寝(稲)といふ。 (括弧書きの「米」や「稲」は文意を分かりやすくするために付加したものと思われる) |
八 | p571下 | 校定版と同じ |
愛 | p162 | 御校正本と同じ |
R | 【重大】御校正本と同じ |
御 | p188 | 汚穢の食を廃し皇国固有の正食に改め、 |
校 | p163 | 汚穢の食を廃し神国固有の正食に改め、 |
八 | p571下 | 校定版と同じ |
愛 | p162 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ |
御 | p195 | 出来ぬやうに成るのであるから、人間は日々の食物には、 |
八 | p574上 | 出来ぬやうになるのであるから、日々の食物には、 |
愛 | p168 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ |
八 | p579下 | 立て籠めらめて千万の |
愛 | p183 | 立て籠められて千万の |
R | 愛世版と同じ |
御 | p(第20章) | 神伊邪諾の大神や |
校 | p195 | 神伊弉諾の大神や |
八 | p583上 | 神井弉諾の大神や |
愛 | p192 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ |
御 | p229(第20章) | 八が四ツより無いぢやないか』(改行)時公『八つ、四つと貴様の身魂が |
校 | p200 | 奴が四ツよりないぢやないか』(改行)時公『奴が四つと貴様の身魂が |
八 | p584下 | 校定版と同じ |
愛 | p196 | 校定版と同じ |
R | a122 | 【重大】御校正本と同じ(2020/5/5までは校定版と同じ) |
八 | p586下 | 一番長い奴を引いた者が発声するのだ』 |
愛 | p202 | 一番長い奴を引いた物が発声するのだ』 |
R | 八幡版と同じ |
八 | p588上 | 当山の大気津姫といふのは、その実はウラル姫、昔は常世姫といつた神であります。 |
愛 | p206 | 当山の大気津姫と言ふのはその実はウラル姫命、昔は常世姫命と謂つた神であります。 |
R | 愛世版と同じ(ほかにもあり) |
八 | p588上 | 夫のウラル彦はアーメニヤにをりますが、 |
愛 | p206 | 夫のウラル彦は今はアーメニヤに居りますが、 |
R | 愛世版と同じ |
御 | p249(第22章) | 八公、鴨公『ヤア、石凝姥様とやら、私は八、鴨と云ふ |
校 | p216 | 御校正本と同じ |
八 | p590下 | 時公、鴨公『ヤア、石凝姥様とやら、私は八、鴨といふ (誤字) |
愛 | p212 | 御校正本と同じ |
校 | p216 | 御校正本と同じ |
R | 愛世版と同じ |
校 | p216 | 子供は子供らしう寝るのだよ』 |
八 | p590下 | 校定版と同じ |
愛 | p212 | 小供は小供らしう寝るのだよ』 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p592下 | 常世の国の総大将大国彦、大国姫その他の神人は |
愛 | p219 | 常世の国の総大将大国彦命、大国姫命その他の神々は |
R | 愛世版と同じ |
八 | p593上 | あまたの八王(やつこす)、ヒツコス、クスの神たちは、 |
愛 | p220 | 数多の八王神(やつこすがみ)、ヒツコス、クスの神達は、 |
R | 愛世版と同じ(ほかにもあり) |
八 | p595上 | 石凝姥神、天之目一箇神、淤縢山津見司、時置師神、八彦司、鴨彦司は |
愛 | p226 | 石凝姥神、天之目一箇神、淤縢山津見神、時置師神、八彦神、鴨彦神は |
R | 愛世版と同じ |
八 | p596上 | ウラル姫は忽ち鬼女と変じ、 |
愛 | p228 | ウラル姫の神は忽ち鬼女と変じ、 |
R | 愛世版と同じ |
御 | p(第24章) | 神の教を広国別の、三五教の宣伝使、太玉の命と名を変へて、 |
校 | p237 | 神の教を広道別の、三五教の宣伝使、太玉の命と名を変へて、 |
八 | p597上 | 校定版と同じ |
愛 | p233 | 御校正本と同じ |
R | 【重大】校定版と同じ(太玉命と名を変へたのは広道別である。広国別は別人。) |
八 | p598下 | 淤縢山津見司、正鹿山津見司、月雪花の宣伝使は |
愛 | p235 | 淤縢山津見神、正鹿山津見神、月雪花の宣伝使は |
R | 愛世版と同じ |
八 | p600上 | ウラル姫が真心を |
愛 | p240 | ウラルの姫が真心を |
R | 愛世版と同じ |
御 | p284(第25章) | (大正一一・三・三 旧二・六 |
校 | p247 | 御校正本と同じ |
八 | p600下 | (大正十一年三月四日 |
愛 | p242 | 御校正本と同じ |
R | 【重大】「四日」(八幡版の3月4日が正しい。前後の章では、旧2月6日は3月4日になっている。) |
御 | p296(第27章) | 三五の教に帰順したる当山の家越(やつこす)、ヒツコス、酒(クス)の神達は |
校 | p257 | 三五の教に帰順したる当山の八王(やつこす)、ヒツコス、クスの神たちは |
八 | p603下 | 校定版と同じ |
愛 | p252 | 御校正本と同じ |
R | 【重大】御校正本と同じ |
御 | p339(第29章) | 契を結ぶ金(かね)の神 |
校 | p293 | 契をむすぶ要(かね)の神 |
八 | p614下 | 校定版と同じ |
愛 | p285 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ |