「古事記と霊界物語の神名対照」の版間の差分

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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'''古事記と霊界物語の神名対照'''は、古事記と霊界物語の神名を対照する。
{{Kakikake}}
 
'''古事記と霊界物語の神名対照'''では、[[古事記]]と[[霊界物語]]の神名の対照を記す。
== 神世七代 ==
古事記の神世七代は、最初の二柱を各一代と数え、後の十柱は各二柱ずつで一代と数え、計七代になる。
 
{| class="wikitable"
!
! colspan="2"|古事記
! colspan="2"|霊界物語
|-
!
! 神名
! 備考
! 神名
! 備考
|-
| 1
| [[国之常立神]]
|
| [[国常立尊]]
| 国祖神。
|-
| 2
| [[豊雲野神]]
|
| [[豊雲野尊]]
| 国祖の妻神。
|-
| 3
| [[宇比地邇神]](うひぢにのかみ)
|
| 同じ
| [[八力]]の神。
|-
| 4
| [[須比智邇神]](すひぢにのかみ)
|
| 同じ
| [[八力]]の神。
|-
| 5
| [[角杙神]]
|
| 同じ
| [[八力]]の神。
|-
| 6
| [[活杙神]]
|
| 同じ
| [[八力]]の神。
|-
| 7
| [[意富斗能地神]]
|
| [[大戸地神]](おおとのぢのかみ)
| [[八力]]の神。
|-
| 8
| [[意富斗能弁神]]
|
| [[大戸辺神]](おおとのべのかみ)
| [[八力]]の神。
|-
| 9
| [[於母陀流神]]
|
| [[面足神]](おもたるのかみ)
| [[八力]]の神。
|-
| 10
| [[阿夜訶志古泥神]]
|
| [[惶根神]](かしこねのかみ)
| [[八力]]の神。
|-
| 11
| [[伊邪那岐神]]
|
| 同じ
|
|-
| 12
| [[伊邪那美神]]
|
| 同じ
|
|}


== 神生み ==
== 神生み ==
古事記の神生み神話では、計40柱(ヒコ・ヒメを1柱とするなら35柱)の神々が生まれた。(神名の後ろに*が付いているのは対となるヒコ・ヒメ)


{| class="wikitable"
{| class="wikitable"
15行目: 104行目:
|-
|-
| 1
| 1
| 大事忍男(おおことおしお)の神
| [[大事忍男]](おおことおしお)の神
|  
|  
| 同じ
| 同じ
| ウラル山から日本の大台ケ原にやって来た邪神〔{{rm|7|2}}〕だったが、日の出神に言向け和され大台ケ原の守護神になる〔{{rm|7|5}}〕。
| [[ウラル山]]から日本の大台ケ原にやって来た邪神〔{{rm|7|2}}〕だったが、[[日の出神]]に言向け和され[[大台ケ原]]の守護神になる〔{{rm|7|5}}〕。
|-
|-
| 2
| 2
| 石土毗古(いわつちびこ)の神
| [[石土毗古]](いわつちびこ)の神*
|  
|  
| 同じ
| 同じ
| rowspan="2"|夫婦。二人ともイザナギ・イザナミの子。大台ケ原の主〔{{rm|7|4}}〕。国土を永遠に守護する〔{{rm|7|5}}〕。
| rowspan="2"|夫婦。二人ともイザナギ・イザナミの子。[[大台ケ原]]の主〔{{rm|7|4}}〕。国土を永遠に守護する〔{{rm|7|5}}〕。
|-
|-
| 3
| 3
| 石巣比売(いわすひめ)の神
| [[石巣比売]](いわすひめ)の神*
|  
|  
| 同じ
| 同じ
|-
|-
| 4
| 4
| 大戸日別(おおとひわけ)の神
| [[大戸日別]](おおとひわけ)の神
|  
|  
| 同じ
| 同じ
| 康代彦が改名した〔{{rm|7|5}}〕。
| [[康代彦]]が改名した〔{{rm|7|5}}〕。
|-
|-
| 5
| 5
| 天吹男(あめのふきお)の神
| [[天吹男]](あめのふきお)の神
|  
|  
| 同じ
| 同じ
| 真鉄彦が改名した〔{{rm|7|5}}〕。
| [[真鉄彦]]が改名した〔{{rm|7|5}}〕。
|-
|-
| 6
| 6
| 大屋毗古(おおやびこ)の神
| [[大屋毗古]](おおやびこ)の神
|  
|  
| 同じ
| 同じ
| 大台ケ原の山麓の酋長〔{{rm|7|7}}〕。
| [[大台ケ原]]の山麓の酋長〔{{rm|7|7}}〕。
|-
|-
| 7
| 7
| 風木津別之忍男(かざもつわけのおしお)の神
| [[風木津別之忍男]](かざもつわけのおしお)の神
|  
|  
| 同じ
| 同じ
| 梅ケ香彦が改名した〔{{rm|7|7}}〕。
| [[梅ケ香彦]]が改名した〔{{rm|7|7}}〕。
|-
|-
| 8
| 8
| 大綿津見(おおわたつみ)の神
| [[大綿津見]](おおわたつみ)の神
| 海の神。
| 海の神。
| 同じ
| 同じ
62行目: 151行目:
|-
|-
| 9
| 9
| 速秋津日子(はやあきつひこ)の神
| [[速秋津日子]](はやあきつひこ)の神*
| rowspan="2"|水戸(河口や港湾)の神。
| rowspan="2"|水戸(河口や港湾)の神。
| 速秋津彦神
| [[速秋津彦神]]
| rowspan="2"|特に活躍なし。
| rowspan="2"|特に活躍なし。
|-
|-
| 10
| 10
| 速秋津比売(はやあきつひめ)の神
| [[速秋津比売]](はやあきつひめ)の神*
| 速秋津姫神(祓戸四柱の大神の一柱)
| [[速秋津姫神]]([[祓戸四柱の大神]]の一柱)
|-
|-
| 11
| 11
| 沫那岐(あわなぎ)の神
| [[沫那岐]](あわなぎ)の神
| rowspan="2"|速秋津日子・速秋津比売が海や河で産んだ神々(水に関係する神々)
| rowspan="2"|[[速秋津日子]]・[[速秋津比売]]が海や河で産んだ神々(水に関係する神々)
| rowspan="2"|同じ
| rowspan="2"|同じ
| rowspan="2"|三保津彦、三保津姫の分霊〔{{rm|7|8}}〕。
| rowspan="2"|[[三保津彦]]、[[三保津姫]]の分霊〔{{rm|7|8}}〕。
|-
|-
| 12
| 12
| 沫那美(あわなみ)の神
| [[沫那美]](あわなみ)の神
|-
|-
| 13
| 13
| 頬那芸(つらなぎ)の神
| [[頬那芸]](つらなぎ)の神
|  
|  
| 面那芸神
| [[面那芸神]]
| rowspan="2"|インドの白雪郷の酋長夫婦が改名した〔{{rm|7|11}}〕。
| rowspan="2"|インドの[[白雪郷]]の酋長夫婦が改名した〔{{rm|7|11}}〕。
|-
|-
| 14
| 14
| 頬那美(つらなみ)の神
| [[頬那美]](つらなみ)の神
|  
|  
| 面那美神
| [[面那美神]]
|-
|-
| 15
| 15
| 天之水分(あめのみくまり)の神
| [[天之水分]](あめのみくまり)の神
|  
|  
| 天の水分の神
| [[天の水分の神]]
| 特に活躍なし。
| 特に活躍なし。
|-
|-
| 16
| 16
| 国之水分(くにのみくまり)の神
| [[国之水分]](くにのみくまり)の神
|  
|  
| 国の水分の神
| [[国の水分の神]]
| 特に活躍なし。
| 特に活躍なし。
|-
|-
| 17
| 17
| 天之久比奢母智(あめのくいざもち)の神
| [[天之久比奢母智]](あめのくいざもち)の神
|  
|  
| 同じ
| 同じ
| 高彦の前身〔{{rm|7|17}}〕。
| [[高彦]]の前身〔{{rm|7|17}}〕。
|-
|-
| 18
| 18
| 国之久比奢母智(くにのくいざもち)の神
| [[国之久比奢母智]](くにのくいざもち)の神
|  
|  
| 同じ
| 同じ
| 奇姫の後身〔{{rm|7|17}}〕。
| [[奇姫]]の後身〔{{rm|7|17}}〕。
|-
|-
| 19
| 19
| 志那都比古(しなつひこ)の神
| [[志那都比古]](しなつひこ)の神
| 風の神
| 風の神
| 科戸彦(しなどひこ)、科戸姫
| [[科戸彦]]、[[科戸姫]]
| 風の神の一般名詞として出て来る。
| 風の神の一般名詞として出て来る。
|-
|-
| 20
| 20
| 久々能智(くくのち)の神
| [[久々能智]](くくのち)の神
| 木の神
| 木の神
| 同じ
| 同じ
| 豆寅が改名した〔{{rm|7|7}}〕。
| [[豆寅]]が改名した〔{{rm|7|7}}〕。
|-
|-
| 21
| 21
| 大山津見(おおやまつみ)の神
| [[大山津見]](おおやまつみ)の神
| 山の神
| 山の神
| 同じ
| 同じ
134行目: 223行目:
|-
|-
| 22
| 22
| 鹿屋野比売(かやのひめ)の神/別名:野椎(のづち)の神
| [[鹿屋野比売]](かやのひめ)の神/別名:野椎(のづち)の神
| 野の神
| 野の神
| 野槌の神
| [[野槌の神]]
| 一般名詞として出て来る〔{{rm|6|30}}〕。
| 一般名詞として出て来る〔{{rm|6|30}}〕。
|-
|-
| 23
| 23
| 天之狭土(あめのさづち)の神
| [[天之狭土]](あめのさづち)の神
| rowspan="2"|大山津見と野椎の神が山や野で産んだ神々
| rowspan="2"|[[大山津見]]と[[野椎の神]]が山や野で産んだ神々
| 同じ
| 同じ
| 特に活躍なし
| 特に活躍なし
|-
|-
| 24
| 24
| 国之狭土の神
| [[国之狭土]](くにのさづち)の神
| 同じ
| 同じ
| 特に活躍なし
| 特に活躍なし
|-
|-
| 25
| 25
| 天之狭霧(あめのさぎり)の神
| [[天之狭霧]](あめのさぎり)の神
|  
|  
| 同じ
| 同じ
157行目: 246行目:
|-
|-
| 26
| 26
| 国之狭霧の神
| [[国之狭霧]](くにのさぎり)の神
|  
|  
| 同じ
| 同じ
163行目: 252行目:
|-
|-
| 27
| 27
| 天之闇戸(あめのくらと)の神
| [[天之闇戸]](あめのくらと)の神
|  
|  
| 同じ
| 同じ
169行目: 258行目:
|-
|-
| 28
| 28
| 国之闇戸の神
| [[国之闇戸]](くにのくらと)の神
|  
|  
| 同じ
| 同じ
175行目: 264行目:
|-
|-
| 29
| 29
| 大戸惑子(おおとまどいこ)の神
| [[大戸惑子]](おおとまどいこ)の神*
|  
|  
| 同じ
| 同じ
181行目: 270行目:
|-
|-
| 30
| 30
| 大戸惑女(おおとまどいめ)の神
| [[大戸惑女]](おおとまどいめ)の神*
|  
|  
| 同じ
| 同じ
187行目: 276行目:
|-
|-
| 31
| 31
| 鳥之石楠船(とりのいわくすふね)の神/別名:天之鳥船(あまのとりふね)の神
| [[鳥之石楠船]](とりのいわくすふね)の神/別名:[[天之鳥船]](あまのとりふね)の神
|  
|  
| なし
| なし
193行目: 282行目:
|-
|-
| 32
| 32
| 大宜都比売(おおげつひめ)の神
| [[大宜都比売]](おおげつひめ)の神
| 穀物の神
| 穀物の神
| 大気津姫
| [[大気津姫]]
| ①ウラル姫の別名 ②貪欲飽食な物質退廃文明の象徴 の2つの意味がある。
| (1) [[ウラル姫]]の別名 (2) 貪欲飽食な物質退廃文明の象徴 の2つの意味がある。
|-
|-
| 33
| 33
| 火之夜芸速男(ほのやぎはやお)の神/別名:火之炫毗古(ほのかがびこ)の神/別名:火之迦具土(ほのかぐつち)の神
| [[火之夜芸速男]](ほのやぎはやお)の神/別名:火之炫毗古(ほのかがびこ)の神/別名:火之迦具土(ほのかぐつち)の神
| 火の神
| 火の神
| 火之焼速男(ほのやきはやお)の神/別名:火之迦々彦の神/別名:火之迦具土の神
| [[火之焼速男]](ほのやきはやお)の神/別名:火之迦々彦の神/別名:火之迦具土の神
| 特に活躍なし
| 特に活躍なし
|-
|-
| 34
| 34
| 金山毗古(かなやまびこ)の神
| [[金山毗古]](かなやまびこ)の神*
| rowspan="6"|イザナミが火の神を産んで病となり、その病身に生じた神々。
| rowspan="6"|イザナミが火の神を産んで病となり、その病身に生じた神々。
| 金山彦
| [[金山彦]]
|  
|  
|-
|-
| 35
| 35
| 金山毗女の神
| [[金山毗女]](かなやまびめ)の神*
| 金山姫
| [[金山姫]]
|  
|  
|-
|-
| 36
| 36
| 波邇夜須毗古(はにやすびこ)の神
| [[波邇夜須毗古]](はにやすびこ)の神*
| 埴安彦神、埴安姫神
| [[埴安彦神]]
| rowspan="2"|埴安彦神は五大教の教主、埴安姫神は三大教の教主(三葉彦神が改名)、両教が統一して三五教となる〔{{rm|6|36}}「三五教」〕。
| rowspan="2"|埴安彦神は五大教の教主、埴安姫神は三大教の教主(三葉彦神が改名)、両教が統一して三五教となる〔{{rm|6|36}}「三五教」〕。
|-
|-
| 37
| 37
| 波邇夜須毗女の神
| [[波邇夜須毗女]](はにやすびめ)の神*
| 埴安姫神
| [[埴安姫神]]
|-
|-
| 38
| 38
| 弥都波能売(みつはのめ)の神
| [[弥都波能売]](みつはのめ)の神
| 水波廼女
| [[水波廼女]]
|  
|  
|-
|-
| 39
| 39
| 和久産巣日(わくむすび)の神
| [[和久産巣日]](わくむすび)の神
| 吾久産霊
| [[吾久産霊]]
|  
|  
|-
|-
| 40
| 40
| 豊宇気毗売(とようけびめ)の神
| [[豊宇気毗売]](とようけびめ)の神
| 和久産巣日の子。穀物の神。伊勢外宮の祭神。
| [[和久産巣日]]の子。穀物の神。伊勢外宮の祭神。
| 豊受姫神
| [[豊受姫神]]
| 国祖の妻神・豊雲野尊(豊国姫命)と同神。
| 国祖の妻神・[[豊雲野尊]]([[豊国姫命]])と同神。
|}
 
== 天の岩戸開き ==
古事記の天の岩戸開き神話では8柱の神々が活躍する。
 
{|  class="wikitable"
!
! style="width:30%;"|古事記
! style="width:30%;"|霊界物語
! 備考
|-
| 1
| [[思金神]](おもいかねのかみ)
| [[思兼神]]
| 霊界物語では特別に活動はしない。古事記では「高皇産巣日神の子」だが、霊界物語では「高御産巣日の神の御子」〔{{rm|12|30}}〕の他に「金勝要大神の分霊」〔{{rm|15|10}}〕とも書いてある。また『伊都能売神諭』には国常立尊(艮の金神)が思兼神だと書いてある〔{{is|22|大正八年二月十八日}}、{{is|23|大正八年二月二十日}}〕。
|-
| 2
| [[天津麻羅]](あまつまら)
| ?
| 霊界物語では該当する神がいない。[[天の真浦]]か?
|-
| 3
| [[伊斯許理度売]](いしこりどめ)命
| [[石凝姥神]]
| [[東彦天使]](東雲別が改名。五大教の宣伝使)の後身。〔{{rm|6|36}}、第11~12巻〕
|-
| 4
| [[玉祖]](たまのおや)命
| [[玉の御祖の命]]
| 霊界物語では名前が一度出て来るだけで、特に活動はない。〔{{rm|13|1}}〕
|-
| 5
| [[天児屋根]](あめのこやね)命
| [[天之児屋根命]]
| [[高彦天使]](青雲別が改名)の後身。〔{{rm|6|38}}、第11巻〕
|-
| 6
| [[布刀玉]](ふとたま)命
| [[太玉命]]
| [[広道別天使]](三葉彦命が改名)の後身。〔{{rm|6|42}}、{{rm|11|24}}、第15巻〕
|-
| 7
| [[天手力男]](あめのたぢからお)神
| [[天の手力男神]](別名・豊岩窓神(とよいわまどのかみ))
| イタリアの[[御年村]]の自称「丑寅の金神」虎公の後身。〔{{rm|6|45}}、第12巻第23~24章〕
|-
| 8
| [[天宇受売]](あめのうずめ)命
| [[天宇受売命]]
| [[出雲姫]]の後身。〔{{rm|6|48}}〕
|}
|}


== 火神被殺 ==
古事記でイザナミが火の神([[迦具土神]])を産んで死んだ後、[[泣沢女神]](なきさわめのかみ)が生まれている。その後イザナギが火の神を斬ると、その血や体に16柱の神々が生まれた。
霊界物語でこの16人は第8~9巻で生まれている。その多くは改名によって"誕生"している。
この16人は[[黄泉比良坂の戦い]]における「[[十六神将]]」である。ただし[[淤縢山津見]]だけは十六神将に入っておらず、代わりに駒山彦が入っている。→「[[十六神将#黄泉比良坂の戦いの十六神将]]」参照
最初の8人は迦具土の神の首を斬った刀に着いた血から成った神で、残りの8人は斬られた体(頭、胸、腹、陰部、左手、右手、左足、右足)に成った神である。[[古事記言霊解]]では、最初の8人は{{rm|8|39|言霊解一}}に、残りの8人は{{rm|8|40|言霊解二}}に記されている。
{| class="wikitable"
!
! colspan="2"|古事記
! colspan="2"|霊界物語
|-
!
! style="width:28%"|神名
! 備考
! style="width:18%"|神名
! 備考
|-
| 1
| 石拆(いわさく)の神
| rowspan="3"|刀の前(さき)に着いた血から成った
| [[石拆神]]
| [[熊公]]が改名〔{{rm|9|26}}〕
|-
| 2
| 根拆(ねさく)の神
| [[根拆神]]
| [[鹿公]]が改名〔{{rm|9|26}}〕
|-
| 3
| 石筒之男(いわつつのお)の神
| [[石筒之男神]]
| 出自不明
|-
| 4
| 甕速日(みかはやひ)の神
| rowspan="3"|刀の本(もと)に着いた血から成った
| [[甕速日神]]
| 出自不明
|-
| 5
| 樋速日(ひはやひ)の神
| [[樋速日神]]
| 出自不明
|-
| 6
| 建御雷男(たけみかづちのお)の神/別名・建布都(たけふつ)の神/別名・豊布都(とよふつ)の神
| [[建布都神]]
| 出自不明
|-
| 7
| 闇淤加美(くらおかみ)の神
| rowspan="2"|刀の手上(たがみ)(柄)に集まった血から成った
| [[闇淤加美神]]
| 出自不明
|-
| 8
| 闇御津羽(くらみつは)の神
| [[闇御津羽神]]
| 出自不明
|-
| 9
| 正鹿山津見(まさかやまづみ)の神
| 迦具土神の頭(かしら)に成った
| [[正鹿山津見神]]
| 元天使長・[[桃上彦]]が改名〔{{rm|8|11}}〕、[[ウヅの国]]の守護職になる〔{{rm|8|37}}〕
|-
| 10
| 淤縢山津見(おどやまづみ)の神
| 胸に成った
| [[淤縢山津見神]]
| [[大国彦]]の元・宰相の[[醜国別]]が改名〔{{rm|8|12}}〕、[[大禍津日神]]に任命〔{{rm|10|26}}〕
|-
| 11
| 奥山津見(おくやまづみ)の神
| 腹に成った
| [[奥山津見神]]
| 出自不明
|-
| 12
| 闇山津見(くらやまづみ)の神
| 陰(ほと)に成った
| [[闇山津見神]]
| [[ハルの国]]の東半分を治める酋長が改名、[[五月姫]]の父〔{{rm|8|22}}〕
|-
| 13
| 志芸山津見(しぎやまづみ)の神
| 左手に成った
| [[志芸山津見神]]
| [[虎公]](高砂島の鬼の虎公)が改名〔{{rm|9|21}}〕、[[大禍津日神]]の神業を分掌〔{{rm|10|26}}〕
|-
| 14
| 羽山津見(はやまづみ)の神
| 右手に成った
| [[羽山津見神]]
| [[駒山彦]]が改名〔{{rm|9|16}}〕
|-
| 15
| 原山津見(はらやまづみ)の神
| 左足に成った
| [[原山津見神]]
| [[高彦]]が改名、[[ハルの国]]の守護職になる〔{{rm|8|29}}〕
|-
| 16
| 戸山津見(とやまづみ)の神
| 右足に成った
| [[戸山津見神]]
| [[照彦]]が改名〔{{rm|9|16}}〕
|}


{{デフォルトソート:こしきとれいかいものかたりのしんめいたいしよう}}
{{デフォルトソート:こしきとれいかいものかたりのしんめいたいしよう}}
[[Category:霊界物語]]
[[Category:霊界物語]]

2023年11月20日 (月) 04:53時点における最新版

この項目はまだ書きかけです。内容が不十分だったり不明瞭だったりします。

古事記と霊界物語の神名対照では、古事記霊界物語の神名の対照を記す。

神世七代

古事記の神世七代は、最初の二柱を各一代と数え、後の十柱は各二柱ずつで一代と数え、計七代になる。

古事記 霊界物語
神名 備考 神名 備考
1 国之常立神 国常立尊 国祖神。
2 豊雲野神 豊雲野尊 国祖の妻神。
3 宇比地邇神(うひぢにのかみ) 同じ 八力の神。
4 須比智邇神(すひぢにのかみ) 同じ 八力の神。
5 角杙神 同じ 八力の神。
6 活杙神 同じ 八力の神。
7 意富斗能地神 大戸地神(おおとのぢのかみ) 八力の神。
8 意富斗能弁神 大戸辺神(おおとのべのかみ) 八力の神。
9 於母陀流神 面足神(おもたるのかみ) 八力の神。
10 阿夜訶志古泥神 惶根神(かしこねのかみ) 八力の神。
11 伊邪那岐神 同じ
12 伊邪那美神 同じ

神生み

古事記の神生み神話では、計40柱(ヒコ・ヒメを1柱とするなら35柱)の神々が生まれた。(神名の後ろに*が付いているのは対となるヒコ・ヒメ)

古事記 霊界物語
神名 備考 神名 備考
1 大事忍男(おおことおしお)の神 同じ ウラル山から日本の大台ケ原にやって来た邪神〔第7巻第2章#〕だったが、日の出神に言向け和され大台ケ原の守護神になる〔第7巻第5章#〕。
2 石土毗古(いわつちびこ)の神* 同じ 夫婦。二人ともイザナギ・イザナミの子。大台ケ原の主〔第7巻第4章#〕。国土を永遠に守護する〔第7巻第5章#〕。
3 石巣比売(いわすひめ)の神* 同じ
4 大戸日別(おおとひわけ)の神 同じ 康代彦が改名した〔第7巻第5章#〕。
5 天吹男(あめのふきお)の神 同じ 真鉄彦が改名した〔第7巻第5章#〕。
6 大屋毗古(おおやびこ)の神 同じ 大台ケ原の山麓の酋長〔第7巻第7章#〕。
7 風木津別之忍男(かざもつわけのおしお)の神 同じ 梅ケ香彦が改名した〔第7巻第7章#〕。
8 大綿津見(おおわたつみ)の神 海の神。 同じ 特に活躍なし。
9 速秋津日子(はやあきつひこ)の神* 水戸(河口や港湾)の神。 速秋津彦神 特に活躍なし。
10 速秋津比売(はやあきつひめ)の神* 速秋津姫神祓戸四柱の大神の一柱)
11 沫那岐(あわなぎ)の神 速秋津日子速秋津比売が海や河で産んだ神々(水に関係する神々) 同じ 三保津彦三保津姫の分霊〔第7巻第8章#〕。
12 沫那美(あわなみ)の神
13 頬那芸(つらなぎ)の神 面那芸神 インドの白雪郷の酋長夫婦が改名した〔第7巻第11章#〕。
14 頬那美(つらなみ)の神 面那美神
15 天之水分(あめのみくまり)の神 天の水分の神 特に活躍なし。
16 国之水分(くにのみくまり)の神 国の水分の神 特に活躍なし。
17 天之久比奢母智(あめのくいざもち)の神 同じ 高彦の前身〔第7巻第17章#〕。
18 国之久比奢母智(くにのくいざもち)の神 同じ 奇姫の後身〔第7巻第17章#〕。
19 志那都比古(しなつひこ)の神 風の神 科戸彦科戸姫 風の神の一般名詞として出て来る。
20 久々能智(くくのち)の神 木の神 同じ 豆寅が改名した〔第7巻第7章#〕。
21 大山津見(おおやまつみ)の神 山の神 同じ 特に活躍なし
22 鹿屋野比売(かやのひめ)の神/別名:野椎(のづち)の神 野の神 野槌の神 一般名詞として出て来る〔第6巻第30章#〕。
23 天之狭土(あめのさづち)の神 大山津見野椎の神が山や野で産んだ神々 同じ 特に活躍なし
24 国之狭土(くにのさづち)の神 同じ 特に活躍なし
25 天之狭霧(あめのさぎり)の神 同じ 特に活躍なし
26 国之狭霧(くにのさぎり)の神 同じ 特に活躍なし
27 天之闇戸(あめのくらと)の神 同じ 特に活躍なし
28 国之闇戸(くにのくらと)の神 同じ 特に活躍なし
29 大戸惑子(おおとまどいこ)の神* 同じ 特に活躍なし
30 大戸惑女(おおとまどいめ)の神* 同じ 特に活躍なし
31 鳥之石楠船(とりのいわくすふね)の神/別名:天之鳥船(あまのとりふね)の神 なし 乗り物としての天の磐船や鳥船は何度も登場するが、それを神格化したような神様は特に出て来ない。
32 大宜都比売(おおげつひめ)の神 穀物の神 大気津姫 (1) ウラル姫の別名 (2) 貪欲飽食な物質退廃文明の象徴 の2つの意味がある。
33 火之夜芸速男(ほのやぎはやお)の神/別名:火之炫毗古(ほのかがびこ)の神/別名:火之迦具土(ほのかぐつち)の神 火の神 火之焼速男(ほのやきはやお)の神/別名:火之迦々彦の神/別名:火之迦具土の神 特に活躍なし
34 金山毗古(かなやまびこ)の神* イザナミが火の神を産んで病となり、その病身に生じた神々。 金山彦
35 金山毗女(かなやまびめ)の神* 金山姫
36 波邇夜須毗古(はにやすびこ)の神* 埴安彦神 埴安彦神は五大教の教主、埴安姫神は三大教の教主(三葉彦神が改名)、両教が統一して三五教となる〔第6巻第36章#「三五教」〕。
37 波邇夜須毗女(はにやすびめ)の神* 埴安姫神
38 弥都波能売(みつはのめ)の神 水波廼女
39 和久産巣日(わくむすび)の神 吾久産霊
40 豊宇気毗売(とようけびめ)の神 和久産巣日の子。穀物の神。伊勢外宮の祭神。 豊受姫神 国祖の妻神・豊雲野尊豊国姫命)と同神。

天の岩戸開き

古事記の天の岩戸開き神話では8柱の神々が活躍する。

古事記 霊界物語 備考
1 思金神(おもいかねのかみ) 思兼神 霊界物語では特別に活動はしない。古事記では「高皇産巣日神の子」だが、霊界物語では「高御産巣日の神の御子」〔第12巻第30章#〕の他に「金勝要大神の分霊」〔第15巻第10章#〕とも書いてある。また『伊都能売神諭』には国常立尊(艮の金神)が思兼神だと書いてある〔伊都能売神諭 大正八年二月十八日#伊都能売神諭 大正八年二月二十日#〕。
2 天津麻羅(あまつまら) 霊界物語では該当する神がいない。天の真浦か?
3 伊斯許理度売(いしこりどめ)命 石凝姥神 東彦天使(東雲別が改名。五大教の宣伝使)の後身。〔第6巻第36章#、第11~12巻〕
4 玉祖(たまのおや)命 玉の御祖の命 霊界物語では名前が一度出て来るだけで、特に活動はない。〔第13巻第1章#
5 天児屋根(あめのこやね)命 天之児屋根命 高彦天使(青雲別が改名)の後身。〔第6巻第38章#、第11巻〕
6 布刀玉(ふとたま)命 太玉命 広道別天使(三葉彦命が改名)の後身。〔第6巻第42章#第11巻第24章#、第15巻〕
7 天手力男(あめのたぢからお)神 天の手力男神(別名・豊岩窓神(とよいわまどのかみ)) イタリアの御年村の自称「丑寅の金神」虎公の後身。〔第6巻第45章#、第12巻第23~24章〕
8 天宇受売(あめのうずめ)命 天宇受売命 出雲姫の後身。〔第6巻第48章#

火神被殺

古事記でイザナミが火の神(迦具土神)を産んで死んだ後、泣沢女神(なきさわめのかみ)が生まれている。その後イザナギが火の神を斬ると、その血や体に16柱の神々が生まれた。

霊界物語でこの16人は第8~9巻で生まれている。その多くは改名によって"誕生"している。

この16人は黄泉比良坂の戦いにおける「十六神将」である。ただし淤縢山津見だけは十六神将に入っておらず、代わりに駒山彦が入っている。→「十六神将#黄泉比良坂の戦いの十六神将」参照

最初の8人は迦具土の神の首を斬った刀に着いた血から成った神で、残りの8人は斬られた体(頭、胸、腹、陰部、左手、右手、左足、右足)に成った神である。古事記言霊解では、最初の8人は第8巻第39章言霊解一#に、残りの8人は第8巻第40章言霊解二#に記されている。

古事記 霊界物語
神名 備考 神名 備考
1 石拆(いわさく)の神 刀の前(さき)に着いた血から成った 石拆神 熊公が改名〔第9巻第26章#
2 根拆(ねさく)の神 根拆神 鹿公が改名〔第9巻第26章#
3 石筒之男(いわつつのお)の神 石筒之男神 出自不明
4 甕速日(みかはやひ)の神 刀の本(もと)に着いた血から成った 甕速日神 出自不明
5 樋速日(ひはやひ)の神 樋速日神 出自不明
6 建御雷男(たけみかづちのお)の神/別名・建布都(たけふつ)の神/別名・豊布都(とよふつ)の神 建布都神 出自不明
7 闇淤加美(くらおかみ)の神 刀の手上(たがみ)(柄)に集まった血から成った 闇淤加美神 出自不明
8 闇御津羽(くらみつは)の神 闇御津羽神 出自不明
9 正鹿山津見(まさかやまづみ)の神 迦具土神の頭(かしら)に成った 正鹿山津見神 元天使長・桃上彦が改名〔第8巻第11章#〕、ウヅの国の守護職になる〔第8巻第37章#
10 淤縢山津見(おどやまづみ)の神 胸に成った 淤縢山津見神 大国彦の元・宰相の醜国別が改名〔第8巻第12章#〕、大禍津日神に任命〔第10巻第26章#
11 奥山津見(おくやまづみ)の神 腹に成った 奥山津見神 出自不明
12 闇山津見(くらやまづみ)の神 陰(ほと)に成った 闇山津見神 ハルの国の東半分を治める酋長が改名、五月姫の父〔第8巻第22章#
13 志芸山津見(しぎやまづみ)の神 左手に成った 志芸山津見神 虎公(高砂島の鬼の虎公)が改名〔第9巻第21章#〕、大禍津日神の神業を分掌〔第10巻第26章#
14 羽山津見(はやまづみ)の神 右手に成った 羽山津見神 駒山彦が改名〔第9巻第16章#
15 原山津見(はらやまづみ)の神 左足に成った 原山津見神 高彦が改名、ハルの国の守護職になる〔第8巻第29章#
16 戸山津見(とやまづみ)の神 右足に成った 戸山津見神 照彦が改名〔第9巻第16章#