「ウラナイ教」の版間の差分

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'''ウラナイ教'''(うらないきょう)は、霊界物語に登場する宗教。教祖は[[高姫]]、副教祖は[[黒姫]]。
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'''ウラナイ教'''(うらないきょう)は、


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*{{rm|15|8|ウラナイ教}}で初めてウラナイ教が登場する。[[安彦]]、[[国彦]]、[[道彦]]ら宣伝使一行5人がウラナイ教の本部に迷い込む。「[[ウラル教]]と[[三五教]]を合併した変則的神教」
本項では(1)について解説する。
*高姫「~妾が日頃信仰するウラナイ教の御本尊[[大自在天]]様~」{{rm|15|9}}(大自在天はバラモン教の御本尊だが、高姫はウラナイ教を興す前はバラモン教で学んでいたからだと思われる)
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*{{rm|44|21|小北山}}で、[[小北山]]が初登場する。[[蠑螈別]]が教主、[[魔我彦]]が副教主。
*[[松姫]]([[高城山]]のウラナイ教で取次をやっていたが三五教に帰順した)は[[言依別命]](錦の宮の教主)の特命で小北山に潜入し、蠑螈別たちが退去した後、教主となって宗教改革を行う話が、45~46巻に書いてある。
*64巻では「[[ユラリ教]]」という名前で出てくる。
*リアルワールドでは、[[福島久子]]らの「[[八木派]]」がウラナイ教に相応する。
*ウラナイ教の語源は、ウラル教(高姫の父母が興した)の「うら」+三五教の「ない」だが、表(厳の御魂)に対して裏(瑞の御魂)が無いという意味もある。


[[Category:霊界物語の宗教|うらないきょう]]
ウラナイ教は[[フサの国]]の[[北山村]]に本部があったが、高姫・黒姫の棄教後は、総務をしていた[[蠑螈別]]が教主となり、[[魔我彦]]が副教主となって、[[小北山]]<ref>{{rm|44|21|小北山}}</ref>に本拠地を移動した。蠑螈別が去った後は、[[松姫]]が教主となり宗教改革を行った。
 
== 概要 ==
* 初出:{{rm|15|8|ウラナイ教}} ([[安彦]]、[[国彦]]、[[道彦]]ら宣伝使一行5人がウラナイ教の本部に迷い込み、[[高姫]]・[[黒姫]]と遭遇する)
* 「[[ウラル教]]と[[三五教]]を合併した変則的神教」<ref>{{rm|15|8|ウラナイ教}}</ref>。ウラル教の「ウラ」+三五教の「ナイ」がウラナイ教の語源である。また、表(厳の御魂)に対して裏(瑞の御魂)が無い(裏無い)という意味もある<ref>{{rm|18|10|赤面黒面||a469}}:[[黒姫]]のセリフ「吾々は元は三五教の熱心な取次だが、今では変性女子の行方に愛想をつかし、已むを得ず、ウラナイ教と名をつけて、神様の御用をして居りますのぢや。同じ事なら三五教の名が附けたいけれど、高姫や黒姫は、支部ぢやとか、隠居ぢやとか言はれるのが癪に障るので、已むを得ず結構な結構なウラル教の「ウラ」の二字を取り、アナナイ教の「ナイ」の二字をとつて、表ばつかり、裏鬼門金神の変性女子の教は一寸も無いと云ふ、生粋の日本魂のウラナイ教ぢや」</ref>。(高姫は[[ウラル彦]]・[[ウラル姫]]の娘である<ref>{{rm|33|22|高宮姫}}:「[[コーカス山]]に現れませる ウラルの彦やウラル姫 二人の中に生れたる 吾は高宮姫命」</ref>)
* 高姫が「妾が日頃信仰するウラナイ教の御本尊[[大自在天]]様」<ref>{{rm|15|9|薯蕷汁}}</ref>云々としゃべっているが(大自在天は[[バラモン教]]の御本尊)、高姫はウラナイ教を興す前はバラモン教で学んでいたからだと思われる。
* 小北山への転居は実は高姫がこっそり蠑螈別に命じておいた。インチキ宗教の化けの皮が剥がれてきたから場所を変えようとしたのである。しかしその後高姫は三五教に帰順してウラナイ教を棄ててしまった。高姫や黒姫たちに憑いていた悪霊は脱出して、小北山の蠑螈別らに宿替えをしてしまった。<ref>{{rm|45|14|三昧経}}:「とうとう化がはげかけたので、蠑螈別に命じ、小北山へ本山を移すことを命じておいたのである。(略)ウラナイ教を弊履の如くに棄てて、三五教に帰順し(略)今迄高姫、黒姫の肉体を機関として三五の誠の教を攪乱せむと企んでゐた諸々の悪魔共は、高姫、黒姫の帰順と共に其身内に止まる余地なく次第々々に脱出して、小北山の蠑螈別、魔我彦、お寅婆さまの肉体に全部宿替をして了つたのである」</ref>
* [[松姫]]([[高城山]]のウラナイ教で取次をやっていたが三五教に帰順した)は[[言依別命]](錦の宮の教主)の特命で小北山に潜入し、蠑螈別たちが退去した後、教主となって宗教改革を行う。 →「[[小北山]]」「[[第45巻]]」「[[第46巻]]」を見よ
* ウラナイ教の標(しるし)は「八木(はちぼく)」つまり「米」という字。米国から渡って来た[[常世姫]]の教え。<ref>{{rm|57|10|転香}}:[[高姫]]のセリフ「此ウラナイ教は実は農業を基とする教だ。それだから北山村に農園を開いて種物神社を祀つてるのだよ。ウラナイ教の標を見て御覧なさい。八木と書いてあるでせう。八木は所謂米といふ字だ。米国から渡つて来た常世姫の教だからな」</ref>
* [[第64巻上]]では「[[ユラリ教]]」という名前で登場するが、[[第64巻下]]では「ウラナイ教」になっている。
* 大本神業では、[[福島久子]]らの「[[八木派]]」がウラナイ教に相応する。
 
== 主なエピソード ==
→「[[高姫]]」「[[黒姫]]」「[[北山村]]」「[[小北山]]」を見よ
 
== 関連項目 ==
* [[ウラナイ教のおほもと]]
 
== 脚注 ==
<references/>
 
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[[Category:霊界物語の章題]]
[[Category:霊界物語の宗教]]

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ウラナイ教(うらないきょう)は、

  1. 霊界物語に登場する宗教。教祖は高姫、副教祖は黒姫[1]
  2. 霊界物語第15巻第8章の章題。

本項では(1)について解説する。


ウラナイ教はフサの国北山村に本部があったが、高姫・黒姫の棄教後は、総務をしていた蠑螈別が教主となり、魔我彦が副教主となって、小北山[2]に本拠地を移動した。蠑螈別が去った後は、松姫が教主となり宗教改革を行った。

概要

  • 初出:第15巻第8章ウラナイ教# (安彦国彦道彦ら宣伝使一行5人がウラナイ教の本部に迷い込み、高姫黒姫と遭遇する)
  • ウラル教三五教を合併した変則的神教」[3]。ウラル教の「ウラ」+三五教の「ナイ」がウラナイ教の語源である。また、表(厳の御魂)に対して裏(瑞の御魂)が無い(裏無い)という意味もある[4]。(高姫はウラル彦ウラル姫の娘である[5]
  • 高姫が「妾が日頃信仰するウラナイ教の御本尊大自在天様」[6]云々としゃべっているが(大自在天はバラモン教の御本尊)、高姫はウラナイ教を興す前はバラモン教で学んでいたからだと思われる。
  • 小北山への転居は実は高姫がこっそり蠑螈別に命じておいた。インチキ宗教の化けの皮が剥がれてきたから場所を変えようとしたのである。しかしその後高姫は三五教に帰順してウラナイ教を棄ててしまった。高姫や黒姫たちに憑いていた悪霊は脱出して、小北山の蠑螈別らに宿替えをしてしまった。[7]
  • 松姫高城山のウラナイ教で取次をやっていたが三五教に帰順した)は言依別命(錦の宮の教主)の特命で小北山に潜入し、蠑螈別たちが退去した後、教主となって宗教改革を行う。 →「小北山」「第45巻」「第46巻」を見よ
  • ウラナイ教の標(しるし)は「八木(はちぼく)」つまり「米」という字。米国から渡って来た常世姫の教え。[8]
  • 第64巻上では「ユラリ教」という名前で登場するが、第64巻下では「ウラナイ教」になっている。
  • 大本神業では、福島久子らの「八木派」がウラナイ教に相応する。

主なエピソード

→「高姫」「黒姫」「北山村」「小北山」を見よ

関連項目

脚注

  1. 第44巻第21章小北山#:「高姫さまが教祖で、黒姫さまが副教祖であつた」、他
  2. 第44巻第21章小北山#
  3. 第15巻第8章ウラナイ教#
  4. 第18巻第10章赤面黒面」/a469#黒姫のセリフ「吾々は元は三五教の熱心な取次だが、今では変性女子の行方に愛想をつかし、已むを得ず、ウラナイ教と名をつけて、神様の御用をして居りますのぢや。同じ事なら三五教の名が附けたいけれど、高姫や黒姫は、支部ぢやとか、隠居ぢやとか言はれるのが癪に障るので、已むを得ず結構な結構なウラル教の「ウラ」の二字を取り、アナナイ教の「ナイ」の二字をとつて、表ばつかり、裏鬼門金神の変性女子の教は一寸も無いと云ふ、生粋の日本魂のウラナイ教ぢや」
  5. 第33巻第22章高宮姫#:「コーカス山に現れませる ウラルの彦やウラル姫 二人の中に生れたる 吾は高宮姫命」
  6. 第15巻第9章薯蕷汁#
  7. 第45巻第14章三昧経#:「とうとう化がはげかけたので、蠑螈別に命じ、小北山へ本山を移すことを命じておいたのである。(略)ウラナイ教を弊履の如くに棄てて、三五教に帰順し(略)今迄高姫、黒姫の肉体を機関として三五の誠の教を攪乱せむと企んでゐた諸々の悪魔共は、高姫、黒姫の帰順と共に其身内に止まる余地なく次第々々に脱出して、小北山の蠑螈別、魔我彦、お寅婆さまの肉体に全部宿替をして了つたのである」
  8. 第57巻第10章転香#高姫のセリフ「此ウラナイ教は実は農業を基とする教だ。それだから北山村に農園を開いて種物神社を祀つてるのだよ。ウラナイ教の標を見て御覧なさい。八木と書いてあるでせう。八木は所謂米といふ字だ。米国から渡つて来た常世姫の教だからな」