「ラジオシンター」の版間の差分
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北海道長万部の二股ラジウム温泉には湯の花による巨大なドームが形成されている。大正9年(1920年)に東京帝大の脇水鉄五郎教授が調査研究を行い「ラジオシンター」と命名した。その効能から「新薬ラヂオシンター」は「世の総ての病気は苦もなく全治」する<ref>ラヂオ堂同人・著『生物生存原素 ラヂオシンター』大正10年初版・大正12年訂正再版、ラヂオ堂出版部、P4([http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/922468/10 国立国会図書館デジタルコレクション])</ref>とまで言われた。 | 北海道長万部の二股ラジウム温泉には湯の花による巨大なドームが形成されている。大正9年(1920年)に東京帝大の脇水鉄五郎教授が調査研究を行い「ラジオシンター」と命名した。その効能から「新薬ラヂオシンター」は「世の総ての病気は苦もなく全治」する<ref>ラヂオ堂同人・著『生物生存原素 ラヂオシンター』大正10年初版・大正12年訂正再版、ラヂオ堂出版部、P4([http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/922468/10 国立国会図書館デジタルコレクション])</ref>とまで言われた。 | ||
霊界物語[[第47巻]]の[[治国別]]の天界旅行の場面で言及されている。[[治国別]]や[[竜公]]の質問に[[五三公]]が次のように答えている。〔{{rm|47|20|間接内流}}〕 | |||
* 人体の組織を害するため健康な肉体の飲むものではないが、九死一生の病人にはよい。 | * 人体の組織を害するため健康な肉体の飲むものではないが、九死一生の病人にはよい。 | ||
* 霊国から地上に下る霊薬であって、服用すれば未だ現界で生きて働くべき人間は速やかに元気が回復し、霊界に来るべき運命にある人間は断末魔の苦痛を逃れ楽々と霊肉脱離することができる。 | * 霊国から地上に下る霊薬であって、服用すれば未だ現界で生きて働くべき人間は速やかに元気が回復し、霊界に来るべき運命にある人間は断末魔の苦痛を逃れ楽々と霊肉脱離することができる。 | ||
* 霊国ではこれで「[[霊丹]]」という薬を作る。治国別や竜公が第二天国の入口で[[木花姫命]]から頂いた霊薬がそれである。霊に充ちている薬だから「[[霊充]]」(れいじゅう)と呼ぶ。これを地上の人間は「ラジウム」(ラヂウム)と呼んでいるが語源は一緒。 | * 霊国ではこれで「[[霊丹]]」という薬を作る。治国別や竜公が第二天国の入口で[[木花姫命]]から頂いた霊薬がそれである。霊に充ちている薬だから「[[霊充]]」(れいじゅう)と呼ぶ。これを地上の人間は「ラジウム」(ラヂウム)と呼んでいるが語源は一緒。 | ||
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* <wp>湯の花温泉 (京都府)</wp>:亀岡市内、[[穴太]]の西の方にあり、天然ラジウム温泉。 | * <wp>湯の花温泉 (京都府)</wp>:亀岡市内、[[穴太]]の西の方にあり、天然ラジウム温泉。 | ||
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2023年7月12日 (水) 13:45時点における最新版
ラジオシンター(らじおしんたー、ラヂオシンター)とは、温泉の沈殿物のことで、高度のラジウムが含まれていることからラジオシンターと命名された。シンター(sinter)とは温泉沈殿物(湯の花)のこと。
北海道長万部の二股ラジウム温泉には湯の花による巨大なドームが形成されている。大正9年(1920年)に東京帝大の脇水鉄五郎教授が調査研究を行い「ラジオシンター」と命名した。その効能から「新薬ラヂオシンター」は「世の総ての病気は苦もなく全治」する[1]とまで言われた。
霊界物語第47巻の治国別の天界旅行の場面で言及されている。治国別や竜公の質問に五三公が次のように答えている。〔[[{{#switch:47 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第47巻 }}第20章]]{{#if:間接内流|「間接内流」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z20|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=020|#default=20 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #〕
- 人体の組織を害するため健康な肉体の飲むものではないが、九死一生の病人にはよい。
- 霊国から地上に下る霊薬であって、服用すれば未だ現界で生きて働くべき人間は速やかに元気が回復し、霊界に来るべき運命にある人間は断末魔の苦痛を逃れ楽々と霊肉脱離することができる。
- 霊国ではこれで「霊丹」という薬を作る。治国別や竜公が第二天国の入口で木花姫命から頂いた霊薬がそれである。霊に充ちている薬だから「霊充」(れいじゅう)と呼ぶ。これを地上の人間は「ラジウム」(ラヂウム)と呼んでいるが語源は一緒。
[[{{#switch:50 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第50巻 }}第6章]]{{#if:玉茸|「玉茸」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z6|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=06|#default=6 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #では「罹重身倒」という文字が当てられている。高姫のセリフ「何なら罹重身倒(ラジオシンター)でも探して来ませうか」。
脚注
- ↑ ラヂオ堂同人・著『生物生存原素 ラヂオシンター』大正10年初版・大正12年訂正再版、ラヂオ堂出版部、P4(国立国会図書館デジタルコレクション)
外部リンク
- 二股ラジウム温泉(公式サイト)
- <wp>湯の花温泉 (京都府)</wp>:亀岡市内、穴太の西の方にあり、天然ラジウム温泉。