「松竹梅の宣伝使」の版間の差分

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'''松竹梅の宣伝使'''（まつたけうめのせんでんし）とは、霊界物語に登場する次の3人姉妹である。第9巻～第11巻に登場する。
'''松竹梅の宣伝使'''（まつたけうめのせんでんし）とは、[[霊界物語]]に登場する次の3人姉妹である。主に第9巻～第11巻に登場する。


;[[松代姫]]（まつよひめ）
* 長女／'''松代姫'''（まつよひめ）／[[太玉命]]（[[三葉彦]]、[[広道別]]）と結婚。娘に[[照妙姫]]がいる<ref>{{rm|15|2|途上の変}}</ref>。
:[[太玉命]]と結婚。
* 二女／'''竹野姫'''（たけのひめ）／[[天之目一箇命]]（[[白雲別]]、[[北光神]]）と結婚。
;[[竹野姫]]（たけのひめ）
* 三女／'''梅ケ香姫'''（うめがかひめ）／[[天之児屋根命]]（[[青雲別]]、[[高彦]]）と結婚。
:[[天之目一箇命]]と結婚。
;[[梅ケ香姫]]（うめがかひめ）
:[[天之児屋根命]]と結婚。


[[桃上彦]]（第5代天使長）の娘で、年齢は上から20、18、16歳。
== 概要 ==
* 初出：{{rm|8|38|華燭の典}}（松代姫、竹野姫、梅香姫）
* 三人一緒に行動することが多いため三人一緒に「松竹梅」「松、竹、梅」と呼ばれる場合も多い。
* 父は[[桃上彦]]（第5代天使長）。母は父の追放前に病死。<ref>{{rm|8|38|華燭の典}}：「地の高天原は為に混乱紛糾の極に陥り、その妻は病死し、自分は常世彦、常世姫のために、或一時の失敗より追放され、三人の娘を後に残して住み慣れし都を後に」</ref>
* 年齢は上から20、18、16歳。<ref>{{rm|9|1|都落}}：「靉靆き渡るウヅの国　父の命のましますと　夢に夢みし'''梅ケ香姫'''　花をたづぬる鶯の　ほう法華経のくちびるを　初めて開く白梅の　'''二八'''（注・2x8=16）の春のやさ姿　'''二九十八の竹野姫'''　よ'''はたち'''（注・二十歳）昇る月影の　梢に澄める'''松代姫'''」</ref>
* 竹野姫は、背がスラリと高い。<ref>{{rm|11|20|醜の窟}}：[[牛公]]のセリフ「背のスラリと高い竹野姫とか云ふ小ン便使が、小ン便歌を歌つてやつて来た」</ref>
* 「松代姫」「梅ケ香姫」という名の人物は他にもいる。　→「[[松代姫]]」「[[梅ケ香姫]]」参照
* [[照彦 (戸山津見神)|照彦]]という従者がいる。


天使長を更迭され、その後失踪してしまった父の行方を捜して、聖地エルサレムからはるばる[[高砂島]]（南米）まで渡る。そして、[[正鹿山津見]]（まさかやまづみ）と名前を変えて[[ウヅの国]]（アルゼンチン）で守護職をしていた父と再会を果たす。それはちょうど父と[[五月姫]]との結婚式の日だった。
== 主なエピソード ==
=== 第8～9巻 ===
* [[天使長]]を更迭された後失踪した父（[[桃上彦]]）の行方を捜して、聖地エルサレムからはるばる[[高砂島]]（南米）まで渡る。[[正鹿山津見]]と名前を変えて[[ウヅの国]]で守護職をしていた父と再会を果たす。それはちょうど父と[[五月姫]]との結婚式の日だった。〔{{rm|9|1|都落}}～{{rms|9|8|再生の思}}、{{rm|8|38|華燭の典}}〕
* その後3人は、[[淤縢山津見]]（旧名・[[醜国別]]）に師事して[[常世国]]に向かって旅立ち、三五教の宣伝使となる。〔{{rm|9|9|鴛鴦の衾}}～{{rms|9|14|闇の谷底}}、第18～22章〕
* [[間の国]]で、[[鷹取別]]（[[常世神王大国彦]]の部下）の手下が三姉妹を捕まえようとしていたため、[[春山彦]]（間の国の酋長）の家に匿われる。三人は見つかって連れて行かれるが…それは[[鬼武彦]]の部下の白狐が化けた偽の三姉妹だった。本物の松竹梅は春山彦の家に隠れていて無事だった。春山彦の娘の秋月姫・深雪姫・橘姫（→[[月雪花の宣伝使]]）も感化されて宣伝使になることを決意する。〔{{rm|9|27|月光照梅}}～{{rms|9|37|凱歌}}〕


その後3人は、[[淤縢山津見]]（おどやまづみ）（旧名・[[醜国別]]）に師事して[[常世国]]に向かって旅立ち、三五教の宣伝使となる。
=== 第10～11巻 ===
* [[黄泉比良坂の戦い]]（第10巻）では、松竹梅の偽者（白狐が化けた等）があちこちに現れるが<ref>第10巻第1～5章、第8章、第14章、第17章など</ref>、本物は[[黄泉島]]で「[[桃の実]]」として活躍する。〔{{rm|10|21|桃の実}}〕
* [[大気津姫退治]]（第11巻）の神業に参加する。[[コーカス山]]で結婚する<ref>{{rm|11|27|太玉松}}</ref>。〔{{rm|11|4|梅の花}}～{{rm|11|29|千秋楽}}〕


[[間の国]]（パナマ）では[[月雪花の宣伝使|月雪花]]の3人姉妹と出会い、感化された月雪花も宣伝使となる。（9巻後半）
=== それ以降 ===
以降は三人別個の活動となる。


[[黄泉比良坂の戦い]]（第10巻）では、「[[桃の実]]」として活躍する。
* [[顕恩郷]]の川岸で、[[太玉命]]の前に現れた妻・松代姫と娘・[[照妙姫]]は偽者である。〔{{rm|15|2|途上の変}}〕
* [[イルナの国]]の[[高照山]]の「[[狼の岩窟]]」に、[[天の目一つ神]]（[[北光神]]）と竹野姫の夫婦がいた。[[神素盞嗚大神]]の命令で、人間界は他の宣伝使に任せ、二人は猛獣の救済に従事していた。イルナの国を救うために力を貸す。〔{{rm|41|10|狼の岩窟}}、第14～16章〕


[[大気津比売退治]]（第11巻）の後、[[コーカス山]]で結婚する。{{rm|11|27|太玉松}}
== 脚注 ==
<references/>


== 関連項目 ==
* [[月雪花の宣伝使]]


竹野姫は北光の神の妻として41巻に登場する。
{{デフォルトソート:まつたけうめのせんてんし}}
 
[[Category:霊界物語の人物 (組)]]
 
[[Category:3]]
[[Category:霊界物語の登場人物|まつたけうめのせんでんし]]
[[Category:3|まつたけうめのせんでんし]]

2021年5月5日 (水) 08:07時点における最新版

松竹梅の宣伝使（まつたけうめのせんでんし）とは、霊界物語に登場する次の3人姉妹である。主に第9巻～第11巻に登場する。

概要

  • 初出：[[{{#switch:8

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  • 三人一緒に行動することが多いため三人一緒に「松竹梅」「松、竹、梅」と呼ばれる場合も多い。
  • 父は桃上彦（第5代天使長）。母は父の追放前に病死。[2]
  • 年齢は上から20、18、16歳。[3]
  • 竹野姫は、背がスラリと高い。[4]
  • 「松代姫」「梅ケ香姫」という名の人物は他にもいる。　→「松代姫」「梅ケ香姫」参照
  • 照彦という従者がいる。

主なエピソード

第8～9巻

  • 天使長を更迭された後失踪した父（桃上彦）の行方を捜して、聖地エルサレムからはるばる高砂島（南米）まで渡る。正鹿山津見と名前を変えてウヅの国で守護職をしていた父と再会を果たす。それはちょうど父と五月姫との結婚式の日だった。〔[[{{#switch:9

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  • 間の国で、鷹取別（常世神王大国彦の部下）の手下が三姉妹を捕まえようとしていたため、春山彦（間の国の酋長）の家に匿われる。三人は見つかって連れて行かれるが…それは鬼武彦の部下の白狐が化けた偽の三姉妹だった。本物の松竹梅は春山彦の家に隠れていて無事だった。春山彦の娘の秋月姫・深雪姫・橘姫（→月雪花の宣伝使）も感化されて宣伝使になることを決意する。〔[[{{#switch:9

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第10～11巻

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それ以降

以降は三人別個の活動となる。

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脚注

  1. ↑ [[{{#switch:15 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第15巻 }}第2章]]{{#if:途上の変|「途上の変」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z2|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=02|#default=2 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #
  2. ↑ [[{{#switch:8 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第8巻 }}第38章]]{{#if:華燭の典|「華燭の典」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z38|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=038|#default=38 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #：「地の高天原は為に混乱紛糾の極に陥り、その妻は病死し、自分は常世彦、常世姫のために、或一時の失敗より追放され、三人の娘を後に残して住み慣れし都を後に」
  3. ↑ [[{{#switch:9 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第9巻 }}第1章]]{{#if:都落|「都落」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z1|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=01|#default=1 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #：「靉靆き渡るウヅの国　父の命のましますと　夢に夢みし梅ケ香姫　花をたづぬる鶯の　ほう法華経のくちびるを　初めて開く白梅の　二八（注・2x8=16）の春のやさ姿　二九十八の竹野姫　よはたち（注・二十歳）昇る月影の　梢に澄める松代姫」
  4. ↑ [[{{#switch:11 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第11巻 }}第20章]]{{#if:醜の窟|「醜の窟」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z20|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=020|#default=20 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #：牛公のセリフ「背のスラリと高い竹野姫とか云ふ小ン便使が、小ン便歌を歌つてやつて来た」
  5. ↑ 第10巻第1～5章、第8章、第14章、第17章など
  6. ↑ [[{{#switch:11 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第11巻 }}第27章]]{{#if:太玉松|「太玉松」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z27|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=027|#default=27 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #

関連項目

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